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番外編 誠子と釣り 誠子「なあ京太郎、本当に良かったのか?」 シュ…チャポン… 京太郎「何がですか」 シュ…チャポン… 誠子「いや、私と釣りなんかしててさ」 京太郎「迷惑でした?」 プカ…ぷか… 誠子「迷惑かんかじゃないけど…今日、宮永先輩や広瀬先輩に買い物誘われてただろ」 京太郎「ああ、知ってたんですか…まいったや」 誠子「傍目から見てもあの二人はお前に気がある…それなのに」 京太郎「いや、俺はもう釣られてるからさ…」 誠子「えっ?」 京太郎「だから俺はもう釣られてるんです」 誠子「誰に?」 京太郎「気遣いはできるのに鈍いですね…俺は貴方が好きなんです、誠子さん」 誠子「えっ?」 グッ…! 京太郎「あっ!魚掛かってますよ!」 誠子「あっ、本当だ!くっ…」 プツン… 京太郎「切れちゃいましたね…」 誠子「いや、今日はもう十分大量さ…」 京太郎「?」 誠子「私も京太郎が好きだって事だよ」 チュ… カン!!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1375789615/ 白糸台には王者としての責任と矜持がある。 大会が近づくに連れて練習内容はより濃密に、より加熱していくようになる。 大会出場者ではない京太郎であったが、だからといって練習をしなくていいわけではない。 むしろ周りが加熱していっているのに当てられて、京太郎も自然と練習に熱が入っていく。 気がつけば日も暮れて、菫の合図とともに意識を帰宅に向けると、思った以上の疲労が全身に積もっているのが分かった。 京太郎「あー、今日は疲れたなー」 淡「あーもー、どうしてこの私がここまで練習しなきゃいけないのよー」 京太郎「うるさいぞ一年生。そんなこと言いながら楽しんでいたじゃないか」 淡「100年生ですー。麻雀は好きだけど練習は嫌いなのー」 この場合どう違うんだと京太郎は思ったが、雀卓に突っ伏してぶーたれている淡を見ていると 突っ込むのも無粋だろうと思ってそのままにした。 疲労感で頭が重い。京太郎も淡に倣って机に突っ伏したくなったが みっともないし怒られそうだから我慢して帰宅の準備をする。 菫「おい、大星。グダグダしてないで帰る支度をしろ、遅くなっちゃうぞ」 淡「うにゅー、スミレがこんな時間までするからでしょー」 菫「まぁ、それは仕方ないと思ってくれ」 京太郎「全く、淡は。ほら、鞄持ってきたぞ」 淡「おー、くるしゅーないぞきょーたろ。ついでにお菓子なぁい?」 京太郎「ねぇよ」 菫「疲労時の糖分摂取は確かに悪くない。うん。悪くない。疲れてるし、うん、仕方ないよな……」 京「持ってませんよ?」 菫「そうか……」 淡「テルーから貰ってきてよー」 京太郎「えー、くれるかな? てか淡が行けよ」 菫「いいアイディアだ。大丈夫、須賀ならいける。私達よりも須賀が行けば確実だ」 京太郎「ちょ、照さんそこまでケチじゃないですよ?」 菫「それは分かってる、だが私や大星が行けば少ししかくれない。須賀が行けば袋ごとくれる」 照「多分私は今ひどい侮辱を受けている」 京太郎「あ、照さん」 照「あげるから。言ってくれればちゃんとあげるから」 そう言うと照は鞄からポッキーの箱を取り出し、封を開けると、 二袋入っている片方を菫に渡し、残った方を開けてポリポリと噛りだした。 菫「ありがとう照。照様」 淡「私にもちょーだいよ~」 照「菫に分けてもらって。で、はい、京ちゃん」 京太郎「ありがとうございます……って、え?」 差し出されるポッキーを受け取ろうとしたら照はなぜかそれをさせないように手を引っ込めた。 京太郎が戸惑っていると、中途半端に伸びた京太郎の腕を避けるように、ポッキーが眼前に再び差し出された。 照「ん」 京太郎「て、照さん……」 照「早く。手、疲れる。ん」 京太郎「えっとー。はい、ありがとうございます」 急かされ、仕方なく京太郎は差し出されたポッキーを口にする。 さり気なく淡の方を確認してみると、先程までダラダラしていたのはどうしたのか、 ガタンと音を立てて立ち上がり、照に食って掛かった。 淡「テル! 何してるの!」 照「? お菓子あげただけ」 淡「フツーに手渡せばいいでしょっ。きょーたろは私の彼氏なんだよっ?」 照「知ってる。ごめん、ついやっちゃった」 淡「や、やっちゃったって……」 照「昔の。長野にいた頃の癖で」 ただの癖だから気にすることはない。 そう言われてしまうと淡としても何も言えなくなる。 照と淡では京太郎に対する年季が違う。 そうやって昔の名残まで束縛するのは淡としても本意ではないし、相手を締め付けるような恋愛はしたくない。 だが照はそれを分かっているのかいないのか、時折こうして容赦なくそこを突いてくる。 京太郎には淡という恋人がいるし、私自身気にしていないんだけどーという態度を取りつつ、 京太郎にアプローチという他ない行為をするのだ。 淡の髪がふわりと浮いてきた。何か言い返したいけど何も言い返せず、 鬱屈が溜まっているんだろうな、と京太郎は察した。いつものことだ。 京太郎が照に対してもっと線引をするべきなのだろうが、 困ったことに京太郎もあまり深く考えずに照のことを受け入れているので始末に負えない。 何はともあれ何もしない訳にはいかない。 京太郎「うっし、とりあえず帰ろうぜ淡」 淡「うー。でもぉ」 京太郎「さっさとしないと置いてくぞー」 淡「あ、待ってよきょーたろ~」 京太郎が淡の鞄も持って出てしまったので必然、淡も京太郎についていくしかない。 一瞬照に恨みがましい目を向けたが、京太郎に駆け寄って追いつくと、 その腕に抱きついてぶら下がるように身を寄せて歩いて行った。 菫「……修羅場に置かれる身にもなってくれ」 照「…淡が気にしすぎ」 菫「そうかぁ? 照も遠慮が無さすぎだろう」 照「昔からやってきたことなのに邪推するのはおかしい。淡が京ちゃんが信じきれてない証拠」 照「京ちゃんが淡をフォローしきれてない証拠」 菫「ほぅ、恋愛未経験者だと思っていたが、照からそんな言葉を聞けるとは」 照「経験ならある」 菫「なんだと!?」 照「たくさん読んできたから」 菫「さて、帰るか……」 一方、帰り道を歩いている京太郎と淡。相変わらず淡は京太郎の左腕にぶら下がるように抱きついて離れない。 京太郎は淡に選ばれたと思っている。淡は見た目は可愛いし、不遜な態度も見方によっては愛嬌がある。 基本的に人懐っこいし、そのくせ麻雀の腕は恐ろしく強いのだから、相当モテただろうと思っている。 そんな雲の上の相手が凡夫極まりない自分と恋人なので、京太郎は「選ばれた」と思っている。 対して淡は、京太郎という難攻不落の要塞を陥としたとは全く思っていない。その防壁にようやく指をかけた、 程度にしか思っていない。淡はモテるか? 区分するならモテる方になるが、京太郎が思うほどではない。 それよりも京太郎のほうがよっぽどモテる。高倍率の競争をかいくぐって淡は京太郎の彼女の座を手にしたのだ。 淡の目から見れば京太郎は選り取り見取りの摘み放題なのだ。強く出すぎて機嫌を損ねるようなことは、絶対にしたくない。 京太郎「淡ー、いい加減ちょっと重い」 淡「重いってゆーなー」 そう言いつつ淡は素直に京太郎から身を離す。腕は組む程度にとどまり、二人は並んで歩いている。 淡「ねぇ、きょーたろ。私、重いかなぁ?」 京太郎「え? いや別に重くないんじゃないか。そりゃ片腕で支え続けるには辛いけど、それが出来る時点でむしろ軽いと思う」 淡「いや、そういうわけじゃないんだけど……」 淡と京太郎では重いのニュアンスが違うようだ。 察せなかった京太郎に対して淡はこれ以上話を続けるかどうか悩むのに対し、 言い淀んでいる淡を見て京太郎は何を考えたのか、淡の前に進み出て背を見せてしゃがみこんだ。 淡「へ?」 京太郎「重くねーから。ほら、おぶされ」 淡「え? へ? なんでそうなんの?」 京太郎「いや、淡が気にしてるみたいだし」 淡「だからそういう意味じゃ……ていうか何でおんぶなの? 恥ずかしいよっ」 京太郎「う、そうか。いや、さっきからなんだか疲れてるみたいだしさー」 淡「それはそうだけど、おんぶはないよ」 選択肢を間違ったか。いくら何でも突飛すぎたかなと後悔する京太郎。 しかし体重を気にしてる淡に対して他にフォローが思い浮かばなかったのだった。 京太郎は立ち上がり、バツが悪そうに適当に言い訳をする。 京太郎「そか、悪いな。へへ、慣れないことはするもんじゃないね」 淡「……テルーにも」 京太郎「ん?」 淡「テルーにも、こういうことするの? その、昔みたいに」 京太郎「しないしない。そりゃ怪我とかしたんなら話は別だけど……その……淡だからするんだよ」 思いがけず。 思いがけず、淡が聞きたい言葉をスラっと出す。 淡だから。 トクン、と一つ高鳴りとともに淡は思わず一つ、前に踏み出した。 淡「じゃあ、して」 京太郎「え?」 淡「おんぶ、して?」 京太郎「いいのか?」 淡「うん……してほしい。きょーたろ、だから」 お返しとばかりに淡も言う。 相手の存在そのものを動機とするその言葉、なるほど中々心にクルなと、京太郎は胸の高鳴りを自覚する。 背中に相手の重みを感じ、両手に足が乗ったのを感じて京太郎はスックと立ち上がった。 京太郎「うわ、軽いな淡」 淡「そ、そう?」 京太郎「もっと食べたほうがいいんじゃないか?」 と、おもわず京太郎は淡のほっそりとした太腿を撫で回した。 それは暑さによるものかそれとも緊張によるものなのか、少しだけ湿っているようなそんな摩擦があった。 淡「ふっきゃう! きょ、きょーたろ、なにしてんのよ!」 京太郎「ごめん! つ、つい……」 淡「もう、いいよ……。あの、きょーたろは、もう少し、もちもちしたほうが好き?」 京太郎「え?もちもち?あ、あぁ、その、好きか嫌いか以前に、淡は痩せ過ぎじゃないかなって思っただけだ」 京太郎「太ってるかどうかは関係ない」 淡「そう……。きょーたろは、がっちりしてるね」 京太郎「まぁ、男だしな」 淡「鍛えてるの?」 京「運動が嫌いなわけじゃないけど、特別なことはしてないなぁ」 淡「そっかぁ」 女所帯の麻雀部に居続けたせいか、あまり異性と深く交流のなかった淡にとって、やはり男の体は物珍しい。 軽々と自分を持ち上げられたことも、この思った以上に大きくてたくましい背中も。短いこのお揃いの金髪も、ほのかに香る体臭も。 知らなかった。 京太郎のこの感触も匂いも普段何しているかも好きも嫌いも。 全く恋人らしい会話をしてきていなかった。 淡も京太郎も、互いのパーソナルを把握していなかった。 それがわかると、淡は喉から切ないものが込み上がってくるのを感じた。 淡「きょーたろ~」 京太郎「なんだ~」 淡「好きぃ……」 京太郎「…………」 淡「大好き……」 京太郎「俺も、大好きだよ淡」 淡は京太郎の首に回している腕を少しきゅっと強めに抱きしめた。背中に顔を埋め、声が自然と涙声になる。 こんなに相手のことを知らないのに、どんどん気持ちが溢れてくる。情けないのに愛おしくてしょうがない。 京太郎もまるで哀願するかのような淡の切ない告白を聞いて、自分を殴りたくなっていた。 淡から選ばれた? 雲の上の相手? そう思い続けて煮え切らない態度をして、 挙げ句の果て淡を差し置いて他の女ともなぁなぁの付き合いをして。 淡と付き合ったのはどうしてだ? 告白されたから? 違うだろう、好きだから恋人になったんじゃないのか? 俺は、今まで淡に恋人らしいことをしてきたか? 遠慮ばかりして、淡は今までずっと待っていたんじゃないのか? 京太郎「淡ー」 淡「なによぅ」 踏み出さなければならない。自分の気持を。 きちんと、もっと誠意を込めて応えなければならない。淡の気持ちに。 京太郎「顔、上げろよ」 淡「むー」 心臓がバクバク暴れまわってうるさくて仕方ない。心臓に、ジャマをするなと言いたい、少しは静かにしろと。 淡を支えている手が湿り気を帯びてきているのが分かる。口の中がどんどん乾いてきて、瞬きも急速に増えてきている。 行け、行くんだよ、意気地なし野郎。女を泣かせて恋人気取り、まったくもってふざけるんじゃねェ。 京太郎「キス、してぇ」 淡「ふぇ」 京太郎は立ち止まる。淡に向かって振り返る。今までかけられなかった言葉の何倍の気持ちを込めて、ひたむきに彼女を見つめる。 淡は驚く。ぼうっと京太郎を見つめる。微かに感じる彼の震えやその緊張した面持ちを見て本気なのだと実感する。 淡は肩に乗せている手をぐいっと押し付け、京太郎の手に乗せている足も踏ん張って、身を乗り出して京太郎に顔を近づける。 吸い込まれるように、二人の唇が触れ合う。 京太郎「ん」 淡「ふ。んっ」 数秒。そして離れ合う。至近に迫った互いの瞳がそこにある。 京太郎の目には淡しか映っていないし、淡の目にも京太郎しか映っていない。 歓喜が膨れ上がる。 京太郎「もっと」 淡「きょーたろーーっ」 位置関係の都合上、京太郎から淡に迫れないのがもどかしい。京太郎は淡に催促しか出来ない。 だがその催促こそが淡を堪らなくさせる。今まで閉じきっていた城門が誘うように開かれているのだ。 淡は重心を上の方へずらす。おぶさると言うよりはのしかかるように、 京太郎の腰に重心を置く。すると淡は腰から上の動作範囲が大きく広がる。 肩においていた手を、まるで抱きかかえるかのように京太郎の頭に回す。 もう二度と逃さないとばかりに、強く抱きしめ、それ以上の気持ちを込めて京太郎の口に吸い付く。 京太郎「ん、ぷ、むぅ、ふぅ」 淡「むぅ、うー、あむ、まむ」 甘噛するように何度も互いの唇を啄む。もどかしさばかりが募っていた今までを払拭するが如く。 京太郎「ちゅ、は、むぅ、れろ、ちゅる、あぅる、れう」 淡「ん、む、はぁ、るる、ぅる、くちゅ、りゅる」 高まる気持ちを満足させ続けていれば、互いの口が開き、舌の交換が始まるのは当然の事だった。 唾液の交換は想いの交換であると言わんばかりに、二人の舌は躍動し、口内を蹂躙し合った。 京太郎「んー………むー………」 淡「ちゅ………ん………」 そしていつしか二人は唇を半開きのままピタとくっつけあい、空気すら漏れないその密室の中、静かに互いの舌を舐め合うようなった。 それを、いつまで続けただろうか。時間を忘れた代償は、淡の疲労だった。 乗り出す姿勢に疲れ、淡は「ごめん」と呟いて残念そうに口を離して、京太郎に身体を預けなおした。 興奮冷めやらぬ二人。しばし荒い息のまま立ち尽くすと、京太郎は歩きはじめた。背中に淡の鼓動を感じる。 京太郎「俺さ」 淡「うん」 京太郎「もっと大事にするから」 淡「…うん」 京太郎「ホント……」 淡「……」 京太郎「淡のこと、好きなんだよなぁ」 淡「……私も、だよ?」 まったく。まったくこの男は。 どこまで胸を切なくさせればいいのか。 唇が寂しい。この鬱積した思いを伝えきるのに、あの程度のキスではまだまだ足りない。 淡は、せめてとばかりに京太郎の項に唇を這わした。 淡「きょーたろ~……」 京太郎「くすぐってぇ」 京太郎はそうは言うものの、その声の響きに喜色が滲んでいるのは隠しようがない。 淡はそれに気を良くして唇だけでなく、歯を使って齧ったりしてみる。 淡「あむ、あむ」 京太郎「なんですかー淡さんは甘いさんでしたかー」 淡「かぷかぷ。ふふ、どーだろーね」 京太郎「それともあわニャンですかー。いや、ゴロが悪いな。あわワン。うん、淡って犬っぽいし、あわわんの方がいいかな」 淡「どこが犬っぽいよ」 京太郎「うーん。強いて言うなら……髪?」 淡「髪?」 京太郎「あぁ。さっきから腕に巻きついたりうねうねしたり、動きが激しい。どうなってんのこれ?」 淡「うぇぇ!? ばっ、どこ見てんのよ!」 京太郎「ぃって」 感情がそこに現れてるとは思いもしなかった淡。照れ隠しに強めに噛んでしまった。 とはいえまだ甘噛の範疇だ。ただ不意打ち気味になってしまっただけで、京太郎としては驚いてしまっただけである。 しかし淡はそうは取らなかったようだった。 淡「あ、ごめん! きょーたろ……痛かった? ごめんね……ん」 一転、しおらしく謝って、痛みを紛らわそうとしているのか、噛み付いた部分をペロペロと舌で舐めはじめた。 京太郎「いや、別に大して痛くないんだけど……」 淡「ん。れも、ごへんね」 京太郎「ちょ、ちょっと、淡」 しつこいくらいに肌を舐めていた淡だが、彼女の中で昂ぶるものがあったのか、だんだんその範囲が広がってきていた。 首筋を集中的に舐めていたのが、項、背中と来て、鎖骨まで行き、今では耳を咥えられている。 京太郎の耳に、直接。淡の艶めかしい舌の動きが、その粘ついた音が、伝わる。 京太郎「う、く。淡、やばいって」 淡「んー。はにが?」 京太郎「その……やばいんだって」 この刺激によってもたらされる昂ぶりは、女にとって危険なものだ。 事実、京太郎は腰が熱くて疼いて、段々臨戦態勢を整えつつあるのを自覚している。 先ほど大事にしたいと誓ったのに。 京太郎「このままじゃ……淡を大事にできなくなる」 淡「んー? ほーゆーほとなのかなー?」 京太郎は耐えようとしているが、淡はすでに完全に恍惚として、京太郎を味わうことに余念がない。 気の抜けた淡の言葉に、京太郎の抑圧感も抜けて出て行く。 頭がボゥっとする。少し投げやりな気分だ。 このまま突っ走ってもいいのか? いいだろう、淡はもう突っ走ってる。 弱い思考でそう言い訳し、京太郎は淡の足を支えている手を、その腿の内側内側へと這わせていく。 淡「ん、あ、その、きょーたろ?」 敏感な部分に手を添えられ、流石に淡も口を離して反応せずにはいられなくなる。 淡「きょー、そこは、あ、えっと」 戸惑う淡をよそに、京太郎の手はついに淡のパンツの縁に触れる。 この奥、数センチの先に。淡の、禁断の領域がある。 それを思うと、いよいよ京太郎の頭と腰に、静止の効かない暴熱が宿る。 少し止める。いいのかな? と思う。しかし触れたことに対して淡はリアクションをしたが、 止めたことにリアクションをしないので、このままいいか、と判断する。 淡「あ、んっ……!」 下着の下に指を潜り込ませると、真っ先に感じたのは信じられないくらいの熱さと、ぬめりだった。 ぬめり。ぬめり? 湿り気というべきか。少し指を動かしてみる。 淡「んにゅ、ふっ……」 淡が気の抜けた喘ぎを上げる。動かした指はヌルヌルと抵抗らしい抵抗もなく下着の中を動いた。 汗だったらこういう感触はしないだろう。となると、まさか失禁したということもないだろうし、残りは……。 淡「あ、きょーたろ、そ、そこは、はぁっ」 淡「や、指、爪がひっかかって、あぁ、撫でて……!」 淡「ひ、ぃ、速いよ、もと、もっと、ゆっくり、ひぃぁ」 淡「え……い、入れてる……?」 淡「あ、や、あ、ん、ふ、ふぅ、ふうぅ、は、や、とめ、て、ぇ」 淡「はぁー、はぁー、い、いつまで、指入れて……あ、動かさな、い、で……」 淡「あ、あぁ、あああぁぁぁぁ広げて……いやぁ」 淡「っ!! だ、だめ! きょーたろ、もうぅやめてぇ!!」 夢中になって淡の中心を弄り回していた京太郎は淡の悲痛な叫びを耳にして、ようやく我に返った。 淡は京太郎の肩を強く掴み、小刻みに震えて荒く息を付いている。 淡「もう、やめてきょーたろ……うぅ」 京太郎「あ、う、ごめん、淡……」 淡「あ……」 詫びとともに指を引き抜くと、淡からどこか切なげな声が漏れる。 京太郎の中は今罪悪感の暴風雨だ。やってしまった、一気にやってしまった。 つい先程ファーストキスを済ませたばかりというのに、興奮と情欲のままに淡を汚しかけた。 いや、もう汚したと言ってもいいかもしれない。少なくとも、 掴まられている肩の痛みと背中から伝わる震えは、十分に淡の恐怖を代弁するものだった。 精神的に追い詰めてしまったのは、間違いない。 京太郎は、今すぐ淡を放り出して逃げてしまいたい衝動に駆られた。 それを、唇を血が出るほどに噛み締めて押し殺し、絞りだすような声で、 京太郎「……ごめん、淡。本当に…」 京太郎「ホントに、申し訳ない……もう、しないから……」 淡「そんな……」 先に止まらなくなったのは淡だ。調子に乗って相手を弄んだのは自分が先ではないか。 京太郎は事前に警告した分、非はないはずだ。 それよりも何よりも、自分の制止の声で、京太郎がビクリと身を震わせ、 今にも罪悪感で潰されそうな京太郎の謝罪の声を聞くほうが、淡いには堪えた。 淡「あの、嫌じゃなかったから……」 京太郎「え?」 淡「その、びっくりしただけだから」 淡は再び京太郎の首に手を回し、ぎゅっとしがみついた。 仕切りなおした形になってはいるが、淡いの中に灯った熱が失せたわけではない。 ここから先はもう止められなくなる。否、そもそも自分には止める気がないのだと、淡は自覚している。 京太郎の耳に呟く。 淡「ここじゃ、嫌」 淡「ねぇ、京太郎……たしか、アパートに下宿してるんだよね……」 京太郎「あ、あぁ。そうだけど」 淡「……泊めて、よ」 淡は京太郎が息を呑んだのを感じた。 京太郎も、淡の覚悟を感じた。ならば、それに答えるのが男だ。 京太郎「今度こそ、大事にするからな……」 淡「ううん」 京太郎「少し、乱暴にするかも」 淡「うん。よろしく、おねがいします……」 夜の道を二人は歩いて行く。所々にある街灯が二人を照らすと、互いの金色の髪が混ざり合って一つになるようだ。 京太郎が後ろを見遣る。淡と目があって、彼女は顔を赤くしながらはにかむ。 京太郎は淡を抱え直し、もう絶対に不安にさせるものかと決心した。 淡「あー疲れたー。ふぃ~~お疲れ様ー」 菫「ほら、大星だらけるな。後片付けが残ってるんだから」 淡「あいあいー」 大会は間近だ。今日も今日とて白糸台麻雀部は夜遅くまで練習に励む。 全身が心地よい疲労感に包まれている。一仕事終えたときに感じるあの特有のかったるさだ。 ふと京太郎の方を見ると、機材を片付けながら照にお菓子を餌付けされているのが見えた。 淡(器用だなー) ぽてぽてと京太郎の方へ歩む。腹が減っているのは淡も同じなので、 淡「テルー、私にもひょーらい」 照「ん? ん」 大口開けた淡に、照は淡々とクッキーを入れた。 淡「むふふ、あまーい。もっともっとー」 照「ん。淡を餌付けしてるみたい」 淡「あわわんだよ! にゃー」 京「どっちだよ」 淡「あ、きょーたろ。終わったの?」 京「おー。帰るか」 淡「むふふ。今日はおんぶして欲しい気分かも」 京「……はいよ。俺は、毎日でもおんぶしてやりたいくらいだけどな」 淡「も、もー。そんなんじゃ私の身がもたないよー」 という会話をしながら二人は腕を組み合って部室を出て行った。 照「淡は身体が弱いのかな。最近よくおんぶされて帰ってるよね」 菫「運動不足かもしれないな」 尭「え、いや、あれは多分……」 誠「えー、想像ですが、多分『運動』はしてるんじゃないですかね……」 照「? まぁ、とにかく……仲良くなってよかった」 夜の帰り道、重なりあった二つの金色がある。 長い金色が短い金色の上に乗っかって陶酔している。 「ふふ。ねぇ」 「どうした?」 「おんぶっていいね」 「うん。おんぶっていいよな」 カン
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京太郎「どうも健夜さん。直接お会いするのは久しぶりですね」 健夜「うん、そうだね京太郎くん」 恒子「おやおやー?いつの間に二人は名前で呼び合うようになったんですかねー!?」 健夜「べ、別にいーでしょ!」 恒子「あ、そろそろはじまるってさー」 ―――― 恒子「さあ始まりました!『ふくよかすこやかインハイレディオ』の時間です!」 恒子「進行はわたくしふくよかじゃないスーパアナウンサー福与恒子と!」 健夜「すこやかじゃない鍛冶屋健夜でお送りします」ワタシハスコヤカダケド 恒子「今日は更にアシスタントに最近ウワサのこの人!三尋木咏プロの付き人こと須賀京太郎くんをお呼びしてます!」 京太郎「こ、この番組でもよろしくお願いします」タハハ 健夜「京太郎くんは本当に付き人かってくらいラジオ出てるよね……」 京太郎「いやー。自分でもなんでかはわからないですねぇ」 恒子「とうとう我らがふくすこラジオにも登場だしね!」ズビシ 健夜「何その略称!?しかもそのポーズの意味は!?」 恒子「それにしてもインターハイも終わったのにインハイレディオとはコレいかに」 恒子「そういえばすこやんもインターハイでたんだよね。20年前だっけ?」 健夜「10年前だよ!ていうかこーこちゃんもう何回も同じ事間違えてるよね!?」 京太郎「あの、そろそろ進めないと時間が……」 健夜「ごほん。それじゃあお便りのコーナーから行こうか。こーこちゃんお手紙選んで?」 恒子「お任せあれ!これだ!」バーン 恒子「それじゃあ須賀くんよろしく!」 京太郎「えー、ラジオネームてるてる坊主さんからのお便りです」 『すこやさんは海外にも遠征に行かれたこともあると思いますが、何か遠征先で食べた甘いスイーツについて教えて下さい』 『あと旅先で迷子にならない方法は有りますか?』 京太郎「とのことです。健夜さん、ご回答おねがいしますね」 健夜「そうだねー。甘いスイーツについては、中国の杏仁豆腐が私はすごく好きだったなぁ」 恒子「スイーツ(笑)」 健夜「こーこちゃん!ごほん。迷子にならないためには、地図を持って行動するようにすればいいんじゃないかな」 健夜「それでもだめなら一人で行動しないようね。探す人も大変だろうから……」 京太郎「はい、健夜さんありがとうございましたー」 ――― ―― ― 京太郎「はあ、お疲れ様でした」 健夜「京太郎くんすごいね、本当に慣れてるっていうか……」 恒子「すこやんが咏さんのとこから引き抜いてきてレギュラーにしちゃおうよ!」 健夜「こーこちゃんってば、思いつきでものを言わないでよ……」 京太郎「あはは……」
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京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」 京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」 京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」 京太郎「……あーあ、また長い一日が始まるなぁ」 京太郎「最近学校も楽しくねーしな……いっその事就活でもするか」 京太郎「そうと決まれば早速ハローワークだ」 京太郎「うーん……やっぱり最低条件は高卒ばっかりだな」 京太郎「中卒を雇ってくれるトコなんてそう簡単に………おっ!」 京太郎「これは学歴関係無しって書いてあるな。これにしよう」 面接官「採用」 京太郎「えっ」 面接官「この建物の中にある楽屋へと向かってください。そこにあなたの雇い主がいますので」 面接官「あ、地図をお渡ししておきますね」 京太郎「は、はぁ」 京太郎(何も喋って無いのに通ってしまった……) 京太郎「俺がマネージャーをすることになるのは、地図によるとここの部屋の人か」ピラッ 京太郎「怖くない人だといいけどな………よし、いくぞ」ゴクッ 京太郎「すいませーん」コンコン ハーイ 京太郎「本日付けでマネージャーを務めさせていただくことになった者です」コンコン 京太郎「よろしければ入室してもいいでしょうか?」 ドウゾー 京太郎「失礼しまーす」 理沙「……」プンプン 京太郎(や、雇い主って野依プロだったのか……) 京太郎(まぁでもよかった。もし瑞原プロとかだったら) 理沙「名前っ!」 京太郎「おわっ!」ビクッ 理沙「名前!!」 理沙「自己紹介!!」 京太郎「……あっ、すいません!自己紹介忘れてました」 京太郎「今日からマネージャーを務めさせていただく須賀京太郎って言います」 京太郎「マネージャーの仕事なんて初めてで、色々と迷惑かけるかもしれませんが」 京太郎「精一杯やるのでこれからよろしくお願いします!」 理沙「よろしく!」プンスコ 京太郎(な、なんで怒ってるんだ?俺なんか気に障ること言ったのか?) 京太郎「……早速ですが野依プロ、この後のご予定は?」 理沙「婚活!」 京太郎「婚活……?」 理沙「結婚活動!」 京太郎「いや、それは分かりますけど……じゃあ俺はいらないですよね?」 理沙「いる!」プンスコ 京太郎「婚活ってマネージャーの仕事に入るんですか!?」 理沙「もちろん!」 京太郎「そ、そうなんですか……知りませんでした」 京太郎(てっきりスケジュールの管理とか試合のアポ取ってくる奴かと思ってたのに違うのか) 京太郎「……その、婚活って行っても色々ありますけど」 京太郎「お見合いパーティーとか予約してたりしますか?」 理沙「してない!」 京太郎「じゃ今から取りに行くってことでいいんですね?」 理沙「これ!」スッ 京太郎「?」 理沙「受け取って!」 京太郎「何ですかこの黒い箱?」 京太郎「中に何が……」パカッ 京太郎「!?」 理沙「指輪!」 理沙「お揃い!」 京太郎「ゆ、指輪?どうして指輪なんて……」 京太郎(しかもこの指輪の縁の所、よく見たら"KYOTAROU"って書いて……ない…か?) 京太郎「あの、その……これは一体?」サーッ 理沙「オーダーメイド!」プンスコ 理沙「いっこ五億!」 京太郎「五億!??」 京太郎(こ、こんなちっこい石が五億円…!) 理沙「あげる!」 理沙「貰って!」 京太郎「これ、本当に貰ってもいいんですか?」 理沙「あげる!」 京太郎「……そこまで言うなら分かりました」 京太郎「ありがとうございます」ニタリ 理沙「そ、その……!」モジッ 理沙「今……!はめてほしい!」 京太郎「あ、すいません俺予定思い出しましたんで帰ります」 理沙「……!?」 京太郎「今日は挨拶だけですからもうあがってもいいですよね?」 京太郎「指輪ありがとうございました。それでは、また!」ダッ 理沙「あっ……」 理沙「………」 理沙「……な、泣かない!」プルプル 京太郎「この指輪幾らで買い取ってくれますか?」 質屋「んー、相当高級品だなこりゃ……」 質屋「99億円で手を打とう」 京太郎「ぶふっ!!」ガタン 京太郎「きゅっ……99億!?」 質屋「ああ。それじゃ不満か?」 京太郎「いやいや、是非ともお願いします!!」 京太郎「ま、まさか手元にいきなり99億が転がり込んでくるとはなー……」 京太郎「人生なにがあるのか分からないもんだな」 京太郎「この99億使って早速何かしたいとこだけど、こんだけの大金になったら逆に使い道に困るな」 京太郎「匿名希望……っと」カキカキ 京太郎「後は金を詰めて、と」ガサゴソ 京太郎「あ、速達郵便でお願いしますね」 京太郎「これで世界の貧しい人々が救われますように」 ――――――― ―――――― 和「知ってますか咲さん?募金が日本からしばらくは無くなるそうですよ」 咲「え、どうして?」 和「なんでももう募金する必要が無くなったからと、テレビで言ってました」 咲「へぇー……募金する必要が無くなるなんて何があったんだろうね」 優希「きっとどっかのヒーローがもう募金しなくていいぐらい寄付したんだじょ!」 和「そんなオカルトありえません」 咲「だ、だよね……」 京太郎「Zzz……むにゃ」 京太郎「今日から野依プロの元で働かなくちゃいけないけど……」 京太郎「どうしようかな……指輪を売ってしまったから行きにくいぞ」 京太郎「でも今回の件で分かったことがある」 京太郎「"アラフォー雀士は婚活を急いでるから金を搾り取りやすい"」 京太郎「へへへ、間違いねー……そうと決まればさっそくマネージャーに応募だ」ピポパ 京太郎「別に二重契約は違反してなかった筈だしな」prrrr ―――――― ――――― 面接官「合格」 京太郎「やったぜ」 京太郎「すいませーん」コンコン ハーイ、ドナタ 京太郎「今日からマネージャーを務めることになりました者ですけど、お入りしてもよろしいですか?」 イイデスヨ 京太郎「失礼します」ガチャ 京太郎(今度の雇い主は三尋木プロか……) 京太郎(この人ふざけすぎて何考えてるのか分からねーんだよな) 咏「わっかんねー、なんでこんな時期にマネージャー変わるのかわかんねー」 咏「あ、とりあえず名前だけ教えといてくんない?」 京太郎「須賀京太郎です」 咏「ああ、あの須賀くんねー!」 京太郎「え、俺の事知ってるんですか?!」 咏「いや知らんし」 京太郎(うぜぇ)イラッ 咏「早速だけどマネージャー君。私この後予定入ってるからちょいと付き合ってくれ」 京太郎「え?今からですか?」 咏「あっ……そっかー、正式に仕事開始するのは次からだっけ?」 京太郎「俺はいいですけどね。この後特に予定もありませんし」 咏「マジで?それは助かるね、じゃあ早速だけど」 咏「婚活手伝ってくれないかねぃ?」 京太郎「それ、俺いりますか?」 咏「いるいる、いるよそりゃ」 咏「そもそも須賀くんがいなきゃ始まらないだろさ」 京太郎「つまりお見合いのセッティングとかすればいいってことですか?」 咏「いや、知らんし」 京太郎「……すいませんが意味が分かりません」 咏「鈍いなー、つまりこういうことだよ」 咏「私の婚活じゃないんだよなー、それが」 京太郎「……三尋木プロのじゃない?」 京太郎「それじゃ一体誰なんですか?」 咏「それはねぃ」ニヤッ 京太郎「布団が欲しんだ」 健夜「お布団……?」 京太郎「眠いんだ。ちょっと敷いてくれないか」 健夜「あ、そういうことだね。分かった、すぐ敷くね」 ―――――― ――――― 京太郎(さーて、どうやってあの人から財産を奪い取ろうかな) 京太郎(貢がせるにしても特に欲しい物は布団ぐらいしかないし) ガラッ 健夜「きょ、京太郎くん……」 京太郎「健夜?どうしたんだ?」 健夜「その……私も一緒に寝ていいかな?」エヘヘ 京太郎「いいぜ。ホラ、来いよ」ポンポン 健夜「お邪魔します」トテトテ 健夜「よいしょっと」ゴロン 京太郎「……」 京太郎(……この人って俺より十歳以上年上なんだよな) 京太郎(しかしどう見てもそこらの少女と変わらないように見えるけど) 健夜「京太郎くん」 京太郎「ん?」 健夜「離れないでね……私から」 京太郎「そりゃそうだ。安心しろって」 健夜「えへへ………ありがとう……」 健夜「Zzz……」スヤスヤ 京太郎(で、どうやってこの人の財産を手に入れようかって考えてたんだっけ) 京太郎(……まぁいいや、今は寝よう)ファ 京太郎「一つ訪ねたいんだけどさ健夜」 健夜「なに?」 京太郎「健夜っていくらぐらい貯金あるんだ?」 健夜「貯金ならたくさんあるよ。今まで彼氏いたことないしずっと実家暮らしだし……」 京太郎「具体的には?」 健夜「具体的にかぁ……えーっと確か」 健夜「8200億ぐらいはあったかなぁ」 京太郎「!?」ギョッ 京太郎(さ、流石は何とか七冠……文字通り桁違いだ) 京太郎(あの某球団スポンサーの社長や某ブランド服の社長と同レベルってことじゃねぇか) 健夜「でもなんでそんなこと聞いたの?」 京太郎「あ、そのー……」 健夜「?」 京太郎「お……お小遣いくれないかなって思ってさ」 京太郎「俺まだ学生だけどバイトもしてないし全然お金無くてさ」 健夜「なんだそんなことだったの。いいよ、幾ら欲しいの?」 京太郎(うっし!)ガッツ 京太郎「そうだなぁ……」 京太郎「じゃあ、5万くらいで」 健夜「分かった。5万円だね」 京太郎(親に小遣い5万くれとか行ったら普通なら張り倒されるけど、流石億万長者は違うな) 健夜「ちょっと待ってね。えーとそれぐらいならお財布に……あったあった!」ガサゴソ 健夜「はい、どうぞ」 京太郎「ありがとう」 京太郎「それじゃ早速この5万で遊んでくるよ」 健夜「それはいいんだけど……あんまり遅くならないようにね」 京太郎「分かってるって、じゃあ行ってきまーす」 京太郎「さーて、この5万を使って何しようかな」 はやり「ねぇ、キミキミ!!」 京太郎「ん?」クルッ はやり「あ、やっぱりだー!キミ、小鍛治プロの婚約者さんだよね?」 京太郎(誰だこの人……?立派なおもちをお持ちではあるけど) 京太郎「はいそうですけど、あなたは?」 はやり「あれー?はやりのこと知らないのー?」 京太郎「はやり……?ってまさか瑞原プロ!?」 はやり「大正解☆」キラッ はやり「でもできれば瑞原プロじゃなくて、はやりのことは"牌のお姉さん"って呼んでほしいな」 京太郎(ってか自分の事名前で呼ぶ大人ってどうなんだ……) 京太郎「はぁ……それで牌のお姉さんが俺に何の御用ですか?」 はやり「ふふーそれはね」 はやり「はいこれっ」ピラッ 京太郎「何ですかその紙?」 はやり「指輪代と結婚詐欺の補填代で5億ちょっとってとこかなー」 京太郎「指輪代……結婚詐欺?」 京太郎「……はっ!」 はやり「でもでも、キミから詐欺にあったことは公にしないって!優しいよね野依プロ!」 京太郎(しまった、野依プロのことすっかり忘れてた……!) 京太郎「で、でもなんであなたが?普通なら直接野依プロが来るでしょう?」 はやり「分かってないなーキミ。そんなんじゃ女の子から嫌われちゃうぞっ」 京太郎「どういう意味……」 はやり「とりあえず渡したから、お支払よろしくお願いしますねー!」 はやり「………ちなみに」 はやり「払わなかった場合はどうなっても仕方ないよねー☆」 京太郎「ど……どうしよう」 京太郎「指輪代は全部募金しちまったし、手元にあるのは5万円だけ……」 京太郎「どうすればいいんだ……」 京太郎「しょうがない、直接野依プロに謝りに行くか」 京太郎「許してくれるといいけどなぁ」 京太郎「野依プロー」コンコン 京太郎「マネージャーが来ましたよー」 ガチャ 理沙「誰!」プンスコ 京太郎「おひさ、俺ですよ!」 理沙「………」 京太郎「わわっ!閉めないで、俺の話聞いてください!!」バッ 理沙「帰れ!」ググッ 理沙「指輪泥棒!」 京太郎「頂いた指輪は全部世界の貧しい子供たちに寄付しました!!」 理沙「うそ!」 京太郎「野依プロには本当に申し訳ないことしたと思ってます!」 京太郎「けど俺は今も死んでいっている世界の子どもを見捨てることはできなかったんです!」 理沙「………」 京太郎「信じてもらえなくても結構です……でも一言これだけはちゃんと言っておきたくて」 京太郎「詐欺するような真似をしてしまって、本当にすいませんでした!」 理沙「………ゆ」 理沙「許す!」プンス 京太郎「ほ、ほんとにですか?」 理沙「でも!」 理沙「結婚!」 京太郎「ぇっ」 理沙「結婚!それが条件!」 京太郎「……結婚ってちなみに」 理沙「私と須賀くん!」 京太郎「ですよねー……」 京太郎(いやいや、俺もう健夜さんと婚約しちまってるから無理だよそれは!) 京太郎(でもそんなこと言ったらもう次は無さそうだし……どうすればいいんだ) 理沙「返事!」 京太郎「あ、えっと……その」 京太郎「ごめん野依さん……実は俺」 京太郎「小鍛治プロと結婚します」 理沙「!」 京太郎「だからあなたとは結婚できません。本当にすいません」 理沙「……うそ!」 京太郎「いや、本当の話で」 理沙「信じない!」 理沙「そんなの!そんなの、信じない!」ガシッ 京太郎「ちょっ……」 理沙「やだ!」プンスコ 京太郎「離してくださいって!」グイッ 理沙「あうっ!」ドサッ 京太郎「誰が何と言おうと俺は小鍛治さんと結婚します」 京太郎「そういうことなんで……それじゃ」 バタン 京太郎「はぁ、謝りに行ったつもりがとんだ災難だったな」 京太郎「でも結局お金の件は解決してないし、どうしようかな……」 京太郎「いずれ自分で働いて返すんで、その時まで待ってもらえないでしょうか?」 はやり『うーん……はやりは別にいいんだけど野依プロは?』 京太郎「さっき話しにいったら"結婚するならチャラにする"って言われたんで断りました」 はやり『はやっ!?野依プロ意外に大胆だねー』 はやり『でも5億なんてそう簡単に稼げるのかな?』 京太郎「いつになるか分かりませんが……必ず返します」 はやり『いいよー、はやり別に闇金はやりちゃんじゃなくて牌のお姉さんだし』 はやり『でもアテはあるの?』 京太郎「アテ……?」 はやり『5億なんてお金、普通に働いても一生手に入らないよ』 京太郎「あっ、それは……」 はやり『まぁ、それは安心してもいいよ。頑張る男の子の為にはやりが仕事を斡旋してあげる』 京太郎「本当ですか!?」 はやり『うん。このお仕事ならすぐに5億稼げちゃうよ☆』 京太郎(……待て、すぐに5億貯まる仕事って何か胡散臭いぞ) 京太郎(でも四の五の言ってられる場合じゃねーし……なぁ) 京太郎「どんなお仕事なんですか」 はやり『野依プロが5億もポンと出せたのはなんでと思う?』 京太郎「そりゃ野依プロは麻雀のトッププロだからで……」 はやり『じゃあ君もなればいいんじゃないかな?トッププロに?』 京太郎「はっ?」 はやり『とりあえずコネで長野県のインターハイ個人戦出場枠は一つとっておいてあげるからさ』 はやり『そこからはキミ次第だよ!ファイト!』 京太郎「何言ってるんですかさっきから!?ちょ、ちょっと待ってくださいって!」 はやり『インターハイで活躍できればプロからもお誘いがくるはずだからさー』 はやり『それじゃ、頑張ってね☆』 京太郎「待っ……!」 京太郎「………」ツーツー 京太郎「インターハイって……三日後じゃねぇか」 京太郎「あと三日でどうすればいいんだよ」 京太郎「流石に今から三日で全国の奴らと渡り合うのは無理だ……」 京太郎「じゃあ……やっぱりアレしかないよな」 ―――――――― インターハイ決勝 ―――――――― 京太郎(配牌を見る時に……全ての牌の柄を指の腹で消す!)シュッ 京太郎「ツモです」 上家 下家 対面「!?」 京太郎「天和・天地創世(ビギニングオブザコスモス)」ドン 恒子『まーたまた決まったァーーーー!長野県須賀京太郎の天地創造!これには小泉も真っ青だーー!!』 健夜『だから恒子ちゃん、そういうこと言っちゃまたスポンサーに怒られちゃうって!』 恒子『流石はすこやんの旦那様だね!』 健夜『え?そ、そうかなぁ……それほどでも』ニヘラ ――――― ――― 京太郎(な、何とか優勝できた。プロからもスカウトが来てくれたしこれで一安心堕) 京太郎(どのチームに入ろうか) はやり「須賀くーん、優勝おめでとー!」 はやり「そしてようこそハートビーツ大宮へ!」 京太郎「ありがとうございます。これからお世話になります」 京太郎「でもいいんですかね?俺まだ高一なんですけど……」 はやり「大丈夫だよ、一応キミと同い年でプロの人もいるんだし。学校は行ってないみたいだけどね」 京太郎「へぇー、なるほど」 はやり「須賀君も活躍してトッププロになれば5億なんてあっという間だよ。これから頑張ろうね」 京太郎「はい!」 京太郎「っていうことで今日から大宮で暮らすことになった」 健夜「突然すぎだよ!?」 京太郎「大丈夫って、5億稼いだらすぐに帰ってくるから」 健夜「5億って……そう簡単に稼げる額じゃないよ!」 健夜「お金が必要なら私が……!」 京太郎「そういう問題じゃないんだ。これは俺が働いて返さなきゃ意味が無い」 健夜「そ……そうなの?」 京太郎「ああ。すぐに帰ってくるから、それまで待っててくれるか?」 健夜「……うん、分かったよ」 健夜「京太郎くんがそこまで言うなら……私、寂しいけど待ってるね」 はやり「うーん、須賀くんこれで二十連敗目だね」 京太郎「………」 京太郎(甘かった……イカサマでインハイ優勝した俺が5億なんてそう簡単に稼げるはずの額じゃ無かったんだ) はやり「このままいくと野依プロに5億返すまで単純計算で100年はかかっちゃうよ」 京太郎「100年!?」 京太郎「それは困りますよ!!」ブンブン はやり「はやや!?そ、そう言われても勝てないプロにお金は入らないよー!」 京太郎(くそ……何かいい方法は無いのか!?このままだとマジで100年経っちまうぞ) はやり「てっとり早い方法は……勝つことだよ」 京太郎「そんなこと俺が一番分かってますよ!」 はやり「プロの世界は実力が全て。勝てさえすれば誰もが認めるからね」 京太郎「………」 京太郎(こうなったら、やるしかないのか……麻雀で勝つしか) 京太郎「これでお金、全部返しましたよ」 理沙「………」 京太郎「5年もかかってしまいましたけど、利子は?」 理沙「いらない!」 京太郎「野依大先輩にもホントご迷惑おかけしましたね」 京太郎「あの時は俺もガキで、色々すいませんでした」 理沙「もういい!」 京太郎「……じゃ、失礼します」 ガシッ 京太郎「………?」 理沙「まって!」 京太郎「えーと、まだ何か?」 理沙「また遊びに来て!」 京太郎「はい、何度でも遊びに来ますよ」 理沙「約束!」 京太郎「約束です」 理沙「絶対!」 京太郎「絶対です」 理沙「♪」ニコッ 京太郎(わ、笑った!?) 京太郎「長かった野依プロとの確執も終わったし、あとは健夜んトコに帰るだけだな」 京太郎「5年か、随分待たせてしまった。あいつももう三十越えてるんだっけ」 京太郎「帰ったらからかってやるか……会うのが楽しみだ」 京太郎「ただいまアラフォー」 健夜「久々に会って最初の一言がそれー!?」 京太郎「はは、すまん。アラサーだったっけ」 健夜「アラサーじゃないよっ!」 健夜「この前インハイ実況した時に恒子ちゃんに何か吹き込まれたでしょ!?」 京太郎「い、いや何も……!」 京太郎「でもその様子なら元気そうで安心したよ」 健夜「もう!」プイッ 京太郎「そういえば健夜また大会に顔出し始めたらしいな」 京太郎「しばらく大会から遠ざかってたのにまたどうして?」 健夜「っ!……だ、だって……」 健夜「大会に出てれば京太郎くんに会えるかもって思ってたから……」モジモジ 京太郎「何だよそれ。可愛い理由だな」 健夜「うぅ、笑わないでよ」 京太郎「でも、しばらく寂しい思いさせて悪かったな」 京太郎「もうこれからはずっと一緒だ」 健夜「……うん」 健夜(必ず帰ってきれくれるって信じてたよ……) 健夜「おかえり、京太郎くん」 カン!
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678 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 20 17.20 ID 7Wb3IeoTo [4/8] 【ガンガンテレビ 入口前】 竜華「遂に、遂にオーディションやな」ドキドキ 京太郎「え、ええ」ガチガチガチガチ 煌「……」 久「久しぶりに会って見たら随分と緊張してるわね(久だけに)」アキレ 竜華「ほ、ほほほほほほない、いいいいいくで!」テクテク 京太郎「は、はははははいぃぃぃ!」ガタガタガタ ウィーン 煌「大丈夫ですかね?」 久「無理じゃない?この有様じゃ」ハァ 看板娘「お約束の方ですか?」 京太郎「あ、あの! あ、ああアクセルわ、わわわわ1の須賀です!」ブルブル 看板娘「はい、オーディションの方ですね!」ニッコリ 京太郎「あ、はいそうです」 看板娘「それではあちらへどうぞ」フフ 京太郎「は、はい!」 看板娘「お土産話、超期待☆」 京太郎「(素晴らしい太ももだ)」ウーム 竜華「……行くで」グイグイ ギチギチギチ 京太郎「あだだだだっ!? み、みみがぁぁぁ!!? 耳そのものがァァァァ!?」ジタバタ 久「緊張してるんだかしてないんだか」ハァ 煌「……さぁ、正念場ですよ」フフフ 679 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 40 22.33 ID 7Wb3IeoTo [5/8] 【控え室】 竜華「準備運動は?」 京太郎「済ませました」オイッチニサンシ 煌「発声は?」 京太郎「終わりました」ンアー 久「忘れ物は?」 京太郎「バッチェオッケーですよ!!」ニィッ 煌「大丈夫そうですね」ホッ 久「しっかし、中々イケメンが揃ってるわねー」チラッ ヒトデ頭「もっと腕にシルバー巻くとかさ!」 キノコ頭「ガッチャ! 楽しそうなオーディションだぜ!!」 カニ頭「おい、デュエルしろよ」 竜華「個性派やな……」 煌「顔なら負けてませんから!」フンス 久「他はどうかしらねー?」ニコニコ 京太郎「うっ!」ドキッ 竜華「他も負けてへん!」 煌「そうですよ! ねっ!」チラッ おとやん「……歌なら負けねぇ」 まさとん「吹奏楽……」 なつきん「ベストを尽くすだけでいいさ」 ときやん「……ふん」 久「」 竜華「」 煌「アチャー」 京太郎「か、勝てるわけがない……」ガタガタガタ 681 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 01 56 21.09 ID 7Wb3IeoTo [6/8] 久「だ、大丈夫よ! 須賀君も全然負けてないわよ」フルエゴエ 竜華「せ、せや!」 煌「ソウデスネ」 しーん…… 京太郎「……本音は?」 久・竜華・煌「「「目指せ脇役」」」 京太郎「ちくしょぉぉぉぉお!!」ダダダダッ ガチャッ バタンッ 久「……これも経験かしらね」 竜華「メンタルの強化は必要あらへんと思っとったけど……」 煌「完全に私の配慮ミスです」ズーン 久「そんな事ないわよ。要は須賀君が越えられるかどうかじゃない?」 竜華「……京太郎君」ウツムキ 煌「乗り越えられるでしょうか?」 久「……」 【廊下】 ダダダダッ 京太郎「……はぁ、はぁ!」タタッ 無理だよ、あんな……! あんな連中に勝つなんて! 顔も違う、オーラも違う 実力も違う、経歴も違う ドロー力も、運命力も 主人公補正も……鉄壁のライフガードも! 俺には無いものだ 京太郎「そんな連中に……」 どうやって勝てばいいんだよ? 京太郎「俺は……」 ???「……」ジッ 選択安価 ↓3 京太郎を見ている人物の正体は? 1 天才漫画家 2 新ヒロイン 3 ライバルっぽいキャラ 690 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/01(火) 02 07 03.94 ID 7Wb3IeoTo [7/8] 京太郎「……もう、帰ろうかな」ハァ このまま戦っても、どうせ受かるわけがないんだ それなら――どうにかして事務所を救う方法を 京太郎「そうと決まれば!」タタッ ポッポッポッポッポッポ 京太郎「うん?」チラッ 鳩の声? どうしてこんな場所で……? 鳩1「くるっくー」ポポポ 鳩12「くるっくるっくー」ポポポ 鳩11「みんなオレになれるんスよ」ポポポッ ???「……」スッスッ 京太郎「あんなにたくさんの鳩を連れてなにやってんだあの人?」 しかも鳩達はすごく綺麗に規律を作って動いているし 曲芸師か? ???「……」スッスッ いや、違う!? アレは……鳩を連れてるんじゃない!? 今この人、鳩で絵を描いていた!? 京太郎「あの!」 ダダダダッ スタッフ「シン○イ先生ー!!」タタタッ ???「っ!!」サッ 鳩達「」バサバサバサッ スタッフ「そろそろ始まりますよー!」 ???「はい、分かりました」スッ まさか、この人が――!? シ○カイ「……」ニッ あの世界的漫画家、海○雄先生!!?? ~~続く~~ 711 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 26 03.15 ID 3DAY19bko [3/18] 【前回までのあらすじ】 合宿での修行を終えて、凄まじい成長を遂げた京太郎 歌唱力、演技力ともに一段階上昇 このままオーディション合格も順調かと思われていたが、 煌の一言が新たな迷いを呼び起こしていた 「私が審査員なら、京太郎君を選ばないと思うから」 心にわだかまりを残したまま、オーディション会場を訪れた京太郎の前に…… ヒトデ頭「現れろ!! 三幻神!!」 クラゲ頭「超融合!!」 カニ頭「光射す道となれ!!」 エビ頭「オレは……!」 バキィィィ!! エビ頭「がはっ!?」ドシャッ ④「ここからは俺のファンサービスだぁっ!!」 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 立ちふさがる強大なデュエリスト達(アイドル候補生) そのあまりのデュエルオーラに……京太郎の心は折れてしまう 京太郎「(ムリムリムリムリムリムリ)」ダダダッ 思わずその場から逃げ出した京太郎―― このままアイドルへの道を閉ざしてしまうかに思えた…… その時、京太郎の目の前に現れたのは…… 先生「君も……オーディションを受けにきたのかい?」 京太郎「あ、貴方は!!?」 世界的漫画家、新○英雄だった 712 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 35 23.37 ID 3DAY19bko [4/18] 【ガンガンテレビ 廊下】 先生「ふむ……」ジロジロ 京太郎「あ、えっ? そ、その……!」 なんなんだ!? どうしてこんな時に……!! 先生「……」ジィーッ 京太郎「お、俺は……」 先生「君の心は面白いカタチをしているね」 京太郎「……はい?」 心? 一体いきなり何を……? 先生「人を惹きつける不思議な輝きを持っているね」 京太郎「???」 先生「こんな状況でも燦々と輝き続ける、アンブロークンといったところか」 京太郎「あんぶろーくん?」 先生「だが、そんな心を持っているのに……君の今の心は」 ギシッ ギギギッ ギギィ 先生「今にも潰れそうなくらい、悩んでいる」 京太郎「っ!!」ドキッ / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 先生「君の心は見てて辛ェ……」 京太郎「どうして、そんな……」ワナワナ 先生「あと少しだけなら時間がある。僕でよければ、話を聞こうか?」 あの新○先生が……俺の悩みを聞いてくれる? 荒○飛呂彦先生の弟子にして、現在週間少年ジャンプで好評連載中のこの先生が? そして何より…… 俺が受けるオーディション作品の、原作者 京太郎「……」 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 42 45.92 ID 3DAY19bko [5/18] 先生「ここで会ったのも何かの縁だし、遠慮はいらないよ」 京太郎「……」 そうだよな 折角オーディションを受けるんだし、少し話をするくらい…… 京太郎「えと、実は俺……」 でも、本当にいいのか? 京太郎「っ……!」ギリッ 先生「?」 これは俺が乗り越えなきゃいけない課題じゃないのか? だから煌さんは俺に答えを教えてくれなかったんじゃないのか? 京太郎「俺は、俺は……」 それに、今控え室で緊張して出番を待っている人達 その人達だって、それぞれ悩んで苦しんでここまで来た筈だ 俺だけ――こんなズルをしちまってもいいのか? 京太郎「……」 先生「どうかしたのかい?」 京太郎「あの、先生……」ズイッ 選択安価 ↓3 1 京太郎「実は……」 全てを打ち明ける 2 京太郎「すいません。折角ですけど、俺……」ペコリ 断る 718 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 21 52 57.98 ID 3DAY19bko [6/18] 京太郎「実は……」 先生「ふむ……」 気がつけば俺は話していた 一瞬脳裏をよぎった煌さんの悲しそうな顔も、控え室のライバル達の顔も……いつの間にか消えていた ただ、楽になりたかったんだろう 京太郎「それで、俺は……」 先生「……」 これが卑怯な事だと分かっていたのに、俺は…… ~~~~~~~~~ 京太郎「という、ことがあって。俺はどうすればいいのかって」ウツムキ 先生「そうか、そんなことがあったのか」ナルホド 京太郎「どうして煌さんはあんな事を言ったんでしょうか?」 先生「……一人の人間としては君の境遇に同情するし、力になってあげたいと思う」 京太郎「先生!」 先生「だが、漫画家として、原作者として……審査員としては、君を認めるわけにはいかない」 京太郎「!?」ドキッ そんな――!? どうしてなんだ!? 先生「君は、事務所を助けたいんだろう?」 京太郎「は、はい!!」 先生「なのに君のやっていることは、事務所の事を盾に言い訳しているように見えるね」 京太郎「えっ!?」 先生「君が頑張る理由として、事務所の事が原動力になっているのはいい事だと思う」 京太郎「……」 先生「だが、目的まではき違えてはいけないよ」ポン 京太郎「え?」 先生「……君は何の為にアイドルになりたいのかな?」 京太郎「俺が、アイドルになりたい理由……」 それは、咲達と同じ舞台に立つ為 そして何より……応援してくれるみんなの期待に応えたいから 721 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 02 09.63 ID 3DAY19bko [7/18] 先生「僕は芸能界に詳しくないから、詳しい事情は分からないけど」 京太郎「……」 先生「本人が楽しんでること、そして……応援してくれている人が楽しんでくれることを大事にしてほしいな」 京太郎「!!」 そうだ。 俺……事務所の事を救うことばかり考えて、自分が楽しんでいなかった そしてなにより、ドラマを見てくれるファンの事なんて少しも考えていなかった 京太郎「……そのとおりだと思います」ウツムキ 事務所の事も大事だ でも、それよりも大切なことがある筈なんだ 京太郎「こんな気持ちでオーディション受けちゃ、関係者の方に失礼ですよね」 この作品に命を賭けてる監督や脚本家、カメラマンの人達 それに、一緒にオーディションを受けているライバルにも……失礼だった 先生「答えは出たようだね」 京太郎「はいっ!!」パァァ 先生「いい笑顔だ」ニッ 京太郎「へへっ」 先生「ん?」ジッ 京太郎の心「」ファサッ 先生「これは……」オドロキ 京太郎「?」 先生「……君の番を楽しみにしているよ。エンジェル君」フフッ 京太郎「え、えんじぇるくん?」 スタッフ「先生ー! 始まりますってー!!」 先生「では後ほど」テクテクテク 京太郎「はい!」 凄い、本当に心が見えているような人だ…… 京太郎「……ありがとうございました」ペコリ 先生のお陰で自分を取り戻せそうだ! 京太郎が全力を出せるようになった!! オーディション時 補正+10 モラルが下がった 733 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 16 00.62 ID 3DAY19bko [8/18] 【控え室】 ガチャッ 竜華「!!」 京太郎「ただいま戻りました」 煌「京太郎君、どこに言ってたんですか!?」 久「もうすぐ出番よ? 準備出来てるの!?」ハラハラ 竜華「京太郎く――」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' 容姿B / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「心配かけました」ニコッ 煌「」バタンッ ヒトデ頭「っ!?」ビクッ 久「ロッカー! ロッカー!!」ガチャガチャ クラゲ頭「なにやってんだ、あの人……ロッカーに入ったりして」ドンビキ 竜華「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音……」ガンッガンッ カニ頭「(なぜ壁に頭を……?)」ドンビキ 京太郎「じゃあ俺、行ってきます」スタスタ 竜華「ちょ、待って!」ドクドクドク 京太郎「?」 竜華「ほんまに大丈夫なんか?!」 京太郎「大丈夫ですよ」ニッ 体が軽い、こんな幸せな気持ちでオーディション受けられるなんて―― もう何も怖くない 竜華「でも……あんな凄いライバル達がおるんやで! 怖くないん!?」 京太郎「勝ち目の無いオーディションを受けるのは構わないですけど……」 竜華「え?」 京太郎「別に、受かってしまっても構わないでしょう?」ドヤァ 竜華「」キュゥゥゥゥン バタンッ 740 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 28 42.44 ID 3DAY19bko [9/18] 【オーディション室前 廊下】 京太郎「……」ドキドキ ガチャッ カニ頭「ありがとうございました」ペコリ ④「さて、次は俺か。最高のファンサービスをしなくっちゃなぁ!」 ガチャッ バタンッ 京太郎「次の次か……」ドキドキ 竜華さん達の前ではああ言ったけど、やっぱり本番前は緊張するな 俺の前の奴は一体どんなやつなんだろう? 京太郎「えっと?」チラッ あまとう「あん? なに見てんだ?」 京太郎「い、いや、なんでもないっす!」ブンブン こいつは……確か木星とかいうアイドルグループのリーダー、鬼ヶ島羅刹さんだ! 京太郎「(こんな有名人まで……)」ゴクリ あまとう「……お前、確かアクセル1のアイドルだったか?」 京太郎「え?」ビクッ あまとう「散々汚いことしてるらしいなぁ……お前の事務所」フン 京太郎「は?」 あまとう「悪いが、俺は実力でお前をねじ伏せてやるよ」ガタッ 京太郎「ちょ、ちょっと待てよ! なんでそうなるんだって!」 あまとう「しらばっくれるなよ。黒いおっさんがそう言ってたんだよ」 京太郎「!?」 あまとう「さっき原作者となんか話してただろ? 賄賂でも渡してたのか?」 京太郎「それはちがっ――!」 ガチャッ ④「なぜだ……なぜ俺のファンサービスを受けたがらねぇんだ!」ギリィィ あまとう「ふん」 ガチャッ バタンッ 京太郎「行っちまった……」 744 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 36 51.98 ID 3DAY19bko [10/18] さっきのあれで勘違いされちまったのか…… まいったな 京太郎「いや、それよりも今は本番に集中しないと……」 あれだけ辛い修行を乗り越えたんだ 大丈夫、絶対になんとかなる ガチャッ バタンッ あまとう「……ふん」 スタスタ 京太郎「それに、アイツに負けるのも嫌だ」ギュッ やってやる 絶対に合格するんだ! 事務所の為に、ファンの為に……そして 京太郎「なによりも、自分の為に」 ツギノヒトドウゾー 京太郎「はい!」 ガチャッ 京太郎「失礼しま――」 先生「……」 監督「……」 咏「……」フワァァ 京太郎「(なんかちっちゃいのがいる!?)」ガビーン / . / ,イ . / ! ! .| | | . ト、 . | . | | ,′ . . . . | | | . / | | . . . .| | ト、 . . . | ヽ | . | | | . . . | | トL_ .| | | . . . .| | | \ | ! | | .| |. |. |. . . .イ | | | . . .`ト、 ! ! .| | | ,,斗匕´|. ,イ ! . . . | .| |. |. . . .i|. . . . | | | | . | `トL______斗匕´ 乂 |/ | | | .| |. | | i|. . .小l ≧|zx; 」,__| ___,,..ィzzz≦. | | .| |. | | i|. . . .{ヽj八| { |/刀フTミ、 , 怎テ乏///}} ア| ! | .| |. | | i| .|ヽ | |cz ノノ/ 八゚辷cz ノノ / jノ. . . . . | .| |. | | i|. . . .i| '. | ト--゚'′ `ー--゚'′ |i . . . | .| |/'| | i|. . . .八 '. | |/ ̄\/ ̄| ̄\/ ̄\ 从 . . . | .| | | | 八. . . .`ⅵ/ ̄ ゚.. ゚ | .' /  ̄\ /. . . . | .| | | | ∧/ ̄¨’, ゚. ゚ | .′ / , ’¨ ̄\ ノ .| { 人_|/ ̄ \ ’,. ゚. ゚ | / , ’ / ̄\'´. . .| / \ \ ’, ゚.. ゚ | .,′ ./ , ’ / /\ | 京太郎「(確かこの人……三尋木プロ?)」マジマジ 監督「座って、どうぞ」 京太郎「あ、はい」 監督「悔い改めて」 京太郎「?」 748 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 22 48 10.34 ID 3DAY19bko [11/18] 京太郎「アクセル1から来ました、須賀京太郎です! よろしくお願いします」ペコリ 監督「元気いいね」 京太郎「ありがとうございます」 先生「(うん、いい顔になったね)」 監督「私は監督で、こっちが原作者の新○先生です」 先生「よろしくね」 監督「それでこっちの人が三尋木プロ。今回ドラマにゲスト出演してくれることになってね」 咏「……」ジィーッ 京太郎「よろしくお願いします」 咏「うん、よろしくねぃ」ジジーッ 京太郎「(なんかスッゲー見られてる)」ドキドキ 監督「彼女には共演者目線から君を評価してもらうつもりだよ」 京太郎「なるほど……」 つまり、先生が作品目線 監督がスタッフ目線 三尋木プロが共演者目線で見ることで、全方位から役者を決めることができるのか…… 京太郎「(なんて隙の無いオーディションなんだ)」ゴクリ 咏「……」ジジジジィィィィィ 京太郎「」アセダラダラダラダラダラ 監督「それじゃあ、まずはオーディションの方式を説明しようかな」 京太郎「は、はい!」 監督「君にはこれから三回のアピールを行ってもらう」 京太郎「三回……?」 監督「それの結果により、最後の合否を決定することになるよ」 京太郎「……」 監督「アピールは全部で三つ。容姿、演技力、歌唱力」 先生「その総合点が高ければ高い程、最後が有利になる」 京太郎「(これならどれかが低くても挽回出来るか……?)」 咏「……」ジロジロ 京太郎「」 768 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 09 51.91 ID 3DAY19bko [13/18] 【第一のアピール 容姿】 現在 不合格 監督「ではまず、容姿からアピールしてもらおうか」 京太郎「はい!」 咏「……」マジマジ 容姿は俺の最大の武器だ ここで一気に稼いで、歌唱力をカバーしておかなくちゃな!! 京太郎「それじゃあ、行きます!!」 一同「「「!!」」」 やってやる!! 咏「……」ニヤリ 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~39 一段階上昇 40~69 二段階上昇 70~89 三段階上昇 90~99 四段階上昇 ゾロ目で五段階上昇 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 17 45.64 ID 3DAY19bko [14/18] 大成功 4段階上昇!! 京太郎「これが俺の、全力だぁぁぁ!!」バァァァン /. .`丶、 /. /. . . .ヽ. /. /. . /. . ! . . . ヘ i′ ′. . . /. . l、 、 . . l ハ HAHAHAHAHA | i ! /. . /. jヘ、\ . ト、 ト、 | l . l /| ! /} / ,rァ≠fト、 |/. ト| | | |kl | { / ィ代fiツ { ト| l i{ ト、 ゝ㌘f沁′  ̄ | / / l i | 爪 l ヽ \¨´ } |/l/ } ト! ノ ヘ. . トxヘ、 ` t一ァ / .イ|从 メ、 ─‐`┐. _ /,r',仆、l、 ゙ー‐- .._ / `二丁{、「 ̄ヾマヽ f >‐‐、 / .イ」 /} }/〉、 ヽマk」` / i r'´ ∠ -‐〈/ {/iハ メ} i .′ l { `rイ } } | | i / l l__,/,小、 | | | | ', / / | /{ // | ヽ | | { >ニニV / / j /__// j r‐─ 二ソ 「」 } .′ / /{ {-- ´ ト、 { 「」´ | |/ / / } ', |} 丶、 ト、ヽ \|/ / .イ ', {ー‐‐一ァj ヽヽ .′ / / . { ', l /,イヘ. ヽヽ .′ / .′ ! '. l // ヽ `、`、 / . / .′ | l l / ヽ ', ', // / .′ .! | { .′ `、} } ′/ .′ .| | ヽ/ トイ {/ / .| | ! | { jr‐┘ / | | } { |」」く二 ‐ 、 / | ', / _ -‐  ̄ ヽ、 .′ | __ ヽ /-‐====──‐‐-- {__ | / ` ー一‐--`、'"´ _j l/ ` ー‐---- ─…… ¨ ̄ ̄ | 監督「!!」ピカーン! 先生「ほぅ……これはいい」 咏「!!」ドキッ 京太郎「どうですか?」フフフ 監督「イキ過ぎィ!!イクイク!!ンァー!!」ビクンビクンッ / ;;;;;;;,´ | / / | ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; |//| /;; ;;| |;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; |/ハソ;;;;; ;;.| |;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;. | .| i/ハ ;;;, 、.| |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ; | | ノ;;;;/ V | i |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ハ;; ;; ;; ;;;|i | | / ; ヽ i | | ;;; |;;;;;;;; ;; ;; ;; ;; _,/;; ;/;; ;; ;; ;;/;; ;; ;; ;; ;/;; ./ |;; ;; ;; ;;||;; |ヾ、 ノ/;;;;;;;i. .| | | ;;;ヾ;;;;;.;;_x -''´////;; ;; //;;/;; ;; ;/;; ;/''´ |;; ;; ;; ;;|ヾ|ハゝ ´/ ;;;;ハ ;;ヽヽi ;;; ;;;;;`、/_>< _//;;;;;/ /;; //;;;;;;//;/ ィt /;;;;;;;;;;;;;;| レ´ /;;;;;/ /; ;;;;;;;li;;i;;;i ;;;;;;;;|;;|弋及-、|`//;;;/=、/;;//;;;;;///,xィ勿ト /;;;;;;;;;;i;;;;|/|;;;/ |;;i;;;;;;;;|ヽ`ヾ;;;;;;;;|、;i廴 ... ン`''x、 /;//;;;;;//ィ冬z刻/;;;;;;;;;;ハ;; / |/ |;;|i;;;;;i、 ヽ`、ヾ;;;;ヽ`、` ̄ ´ / / |;;/ /;;;;;;;;;/ |;;;| ヾ ヽ;|\ \ \;;;;ヽ、. / | /;;;;;;;;;/、_|/_ i l\.\ 、\;;;;\ ´ i /;;;;;;;;;/ / `i v \.\ .\`''-、 / //i;;;;;;/ | ゝ`''- 、\ _ _ _ , /ハ;;//;;/ .| / /ヽ_``\  ̄ ̄ー.´// イ、 ./ /  ̄ ` 、 / ノi / / // ` -´ / /-、_ `'',/ ( ( ヽ 京太郎「やったぜ」 先生「意外にもクールなキャラも似合いそうだ」フム 咏「……」カァッ 京太郎「バッチリいい印象を与えたようだ」ホッ 793 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 24 08.89 ID 3DAY19bko [15/18] 791 ガンガンテレビはキャンセルだ 【第二のアピール 演技力】 現在 名前ありのサブキャラ 監督「や、やるねぇ……」ハァハァ 京太郎「ありがとうございます」 監督「(外見だけで数字が見込めるな。これはサブキャラくらいはいける)」カクシン 先生「だが次は演技力だ。原作者として、しっかり見させて貰う」 京太郎「は、はい!!」 役を貰う以上、演技力は重要だ なんとしても原作者に認めてもらわないと…… 京太郎「事務所のみんな、俺に力を分けてくれ!」ピカァァ ~~ひのちゃま「ええよー」だいちゅう「おっけー」のんたん「もちー」てらしー「しょうがねぇな……」~~~ 京太郎「」ピッカァァァァン!! 咏「!!」 監督「?!」 京太郎「行きます!!」ビシィィィ!! 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~49 一段階上昇 50~79 二段階上昇 80~99 三段階上昇 ゾロ目で4段階上昇 808 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 36 02.17 ID 3DAY19bko [16/18] 成功 二段階上昇 京太郎「……」スッ 一同「「「!?」」」 京太郎「……」ブルブルブルブルブル >''´  ̄`ー 、 ../ / ../ / ./ ,,,vv ヽ / こ 図 対 役 .う 紙 .' .,' ;ノ // ー―ゝ i ..| と 々 等 立 .ち 貼 l r |llllll| |lllllll|.i l | だ し に .た .わ っ | .! .lllllll! llllllll! l ._」 よ い な ず .み て | | | l <_ .ね っ り .が た な l l. ___ | 、 .i て た ..出. い い ! i` 、 ` _ .ノ ∠ ! ゝ l い 演 な 'ヘi 人 > __ .イ i i | ヽ .な .し レl /.| | |lllllll| | | l |ヘMN \ .ん て ヾ iー|_|_|lllllll|_|_|_!∧_ \ て ><//////////////////\ \ /////////////////////////ヘ ` ―――――― ./ | / ` ―i//////i//////////∧ 》 ※京太郎です i. | l//レ//l ` <///イ i 》 先生「なん……だと!?」 監督「こ、これは?!」 先生「馬鹿な、なぜ自分に合いそうな主人公やその他を選ばず……このキャラを!?」ガビーン 【御○谷 忍】 性別不詳(ほぼ男確定)のキャラで、わりとキャラが安定しない難しいキャラクター 京太郎「(俺にできそうなモノを見せてもアピールにならない……それなら、俺にできなそうなキャラをやる!)」 失敗すれば大惨事だ それでも―― 京太郎「(俺はかける!!)」ゴッ 先生「……悪く無い」 監督「イイヨイイヨー」 咏「……」ジジジィィィィ 京太郎「わりといい印象を与えたようだぞ」 821 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 43 58.83 ID 3DAY19bko [17/18] 【最終アピール 歌唱力】 現在 レギュラー 監督「(これはもうレギュラーで使おう、そうしよう) 先生「見識が広がるようだよ」ハハハ 咏「……」 京太郎「(いい感触だな)」ホッ 咏「次は歌だねぃ」ニヤリ 京太郎「え?」 . -‐…‐- . ´ ` 、 / \ / .. .. .. .. .. .. .. .. .. 丶 . . . . . . . . \ . . . . . . . 、 / . . | . . . . . ¦ . . \ . . \ . . ` . . . . .| . . . . . | i . , . . . . . . . , ; . . . . . .| . . . 、_|__j_|ノ|ハ . . |i . . l i. .. .. |. . .| i . . . . ..| i | 人 ⅰ . |i . . i | | | . i. |. . .|八 . . . . ∨i,x圻幵竹, . |i . . | | | | . i. |/l ∧ . ___ノ 〃 トィ/f心| . |i . . | | | | . i. | . ァヒ扞ト′ _)ツ| . |i . . | | | i . . i. | 爪 トィ心 ,,, | . l/ . .. | 八 | | . i. | . |i' )ツ | ; ′ . . | \ /㍊i | i ’. ,. | . || 、 ,,, ′ ィ / . . . ノ| / ㍊i |/ V/, |i . 〈癶 ーく ノ / . . . / |/ ㍊i V 八 . . V .ゝ / . . . ィ/ / ァ㌻¨ \ \ . \i . \ . ≧=ー/ . . ≠≪'/ / ,ァ㌻¨。 ゚xヘ \ }≧=\------辷r< //。※゚l/ ァ㌻¨ ※/。※ハ ` / ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| | / / /。※゚.。※゚/ {※゚/ ゚| | ァ㌻¨ /。※゚〃※。※゚。※゚| |. / イ/ /※|。/。※/ {/。※゚| |¨l /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ 咏「何を歌うのかすっげー楽しみなんだけど」ニコニコ 京太郎「……」ゾクッ こ、この顔は!? 京太郎「(この人はここで全てを決めるつもりだ!!)」ゴクリ まさか三尋木プロが歌唱力メインで見てくるなんて…… 京太郎「……」アセダラダラダラダラ 咏「さぁ、音楽スタートだねぃ」ポチッ チャララ~♪ 京太郎「(うぉぉぉぉぉぉ!!)」ヤルシカネェ!! 安価↓3 全開補正+10(+10でゾロ目は無効) 00~69 1段階上昇 70~99 2段階上昇 ゾロ目で??? 865 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/05(土) 23 59 01.91 ID 3DAY19bko [18/18] ~~~♪ 先生「こ、この曲は……?!」 咏「!!」 監督「まさか……この歌を歌うつもりなのか!?」 京太郎「(この歌を歌うには、今の俺じゃ歌唱力が足り無いのは分かってる)」 それでも―― 京太郎「(どうしても、この歌で決めたい!!)」キッ 咏「あっ」ドキッ 京太郎「耳を澄ますと微かに、聞こえる雨の音――」 思いを綴ろうとここに座って言葉探してる 考えて描いてつまずいて消したら元通り 12時間経って並べたもんは紙クズだった 君に伝えたくて 巧くはいかなくて 募り積もる感情は膨れてゆくだけ 吐き出すこともできずに 今僕の中にある言葉のカケラ 喉の奥、鋭く尖って突き刺さる キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ 京太郎「この痛みをただ形にするんだ」 監督「……(けして、上手くはない)」 先生「(せいぜい、カラオケで下手だと思われない程度といったところだ)」 京太郎「何をしても続かない子供の頃の僕は――」 「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた そんな僕にでも与えられたものがあると言うんなら 迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな 僕がいるこの場所は少し窮屈だけど 愛に満ちた表情でぬくもり溢れて 京太郎「そして君の声がする」 咏「……」 873 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 10 26.29 ID fUJoakLUo [1/12] 京太郎「足元に投げ捨てたあがいた跡も」 もがいてる自分も全部僕だから―― 抱えている想いをひたすらに叫ぶんだ その声の先に君がいるんだ 京太郎「耳を澄ますと確かに聞こえる僕の音」 空は泣き止んで雲が切れていく 監督「(とても稚拙だ……音程を覚えたてで、アーティストの生い立ちすら知らない者の歌い方だ)」 京太郎「今僕が紡いでいく言葉のカケラ」 一つずつ折り重なって詩になる キレイじゃなくたって 少しずつでいいんだ 光が差し込む 京太郎「この声が枯れるまで歌い続けて」 君に降る悲しみなんか晴らせばいい ありのままの僕を君に届けたいんだ 京太郎「捜していたものは――」 先生「(しかし……)」 咏「(だけど……) 京太郎「目の前にあった」 一同「「「(非常に魅力的だ)」」」 京太郎「(や、やりきった……)」ハァハァ _,,......-―-..... _ ,. ' `丶 / . ,' . ,' ii ハ i i_;; i ,' i.i |`i ' _「_,,」I; i. / __ 汽テテ= 〒テ「.! ハ / , ィ に! i ト り 乂リ .i i ! / ./ ゝ| l | !".r―┐"",ノ 乂_ { ,/ i ト,! ! ヽ. -' ,ィ彡イ `ヽ. ! ./ i N r‐`≧‐≦;イ ト; ヾ、 .{ ハ ハ i; ''´ ,,;'ニ r''" .ノ`ヾ;i ヽ }、 ル' .|/>ゞ . .( ゝ . . . \,i ,' ) / ̄ \ . . . \三≧=-. . . ..V. iハ. . .\. . i´ ̄` < . . / . .. i. || } . . . ト--ir-、 . .. \ / . . . \. l」 i. . . i-‐‐|ニハ . . .\__r‐-、 . .i ハヘ . . i `マヘ . . .. / . .ヽ i 880 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 20 38.25 ID fUJoakLUo [2/12] 【アピール終了】 京太郎「……」 監督「ありがとう、須賀君。とてもいいオーディションだったよ」 先生「ああ、そのとおり」 京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ 監督「私は刻坂(親友)を推奨しますね」 先生「伊調(ライバル)も捨てがたい……」ウーン 京太郎「(なんだかいい役がもらえそうだぞ)」ワクワク 咏「……」 監督「三尋木プロはどう思いますか?私達は刻坂か伊調を……」 咏「その考え、わっかんねー」ハァ 先生「え?」 (⌒Y⌒) (⌒Y⌒) (_ ○ _) (_ ○ _) (__人__ノ (__人__ノ . ´ ̄ ̄ ` 、 . ´ .. .. ヽ ′ . . ,′ . ! ;イ ∧ l | | | | |」__| | ト、|_」、 | ! | l | | |` L___!´__ ハ | | | l f芋丐 乍丐ア | | | lレ' ト+゚' ゞ-' |ノ ト、 わかんねー!! | 从 | | lー一l / . | ミ=‐ 全てがわかんねー!! 人 { ハ| | ゝ ノ/ . j ..\ / . \ \| !≧‐ / . , イ ) /\=彡イ /| `ーァャ==彡-‐ 7¨´. ト、厂/ ̄\ 厶 ...... \ ノ / イ / |..∨........./ . /....Y............../∧ |\ヽ ........ Y ノ| 人 | / .. ..../ . /...../ ............// / | | |............|/....乂{ )/ .. ..../イ . /...../ ............// / | | |............|......../ ........./ .. ..../ ..| . /...../ ............// / 監督「それはどういう……」 咏「神峰(主人公)しかありえないーって」フリフリ 先生「!?」 京太郎「はへ?」 咏「こいつが神峰じゃなきゃ降りる」 監督「ファッ!?」 先生「……」 監督「でも、神峰役は鬼ヶ島君に……」 先生「三尋木プロ、理由を聞いても?」 咏「心、掴まれちゃったからねぃ」チラッ 京太郎「……?」 咏「ドラマのタイトルがSOUL CATCHER(Saki)なら、仕方ないって」 先生「……」フッ 監督「せ、先生?」 先生「これはもう、決まりかな」ハハハ 889 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 26 54.12 ID fUJoakLUo [3/12] 先生「やってくれるね、須賀君」ポン 京太郎「???」 先生「君が主人公だ」バーン 京太郎「」 咏「決まりだねぃ」 監督「まぁ、鬼ヶ島君は別にいいか」 _,.. -- 、__, 、___ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 _,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ  ̄7 / / 从 、 | | | . /イ / /l/ | | | l}从} | { _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ {从 r-く| \ 叭 __ 八}イ 、 └―┘ ィ/∨ 「¨>-- rく「 ̄ } , ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-- 、 ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////} {/{////// \∧ r' ヽ }' {/////// |l∧////////Ⅵ,〈 | |///////| |/∧/////////|l∧ ,l |///////| |//∧/////////() \//∧}/////// |////}////////// 「/////∧/////{ |////|///////////∨()////\/// | |////|////////////\///// ∧/ / |////|//////////////\//////,イ |////|//////// ()/////| .\//// .| 京太郎「お、おれがしゅじんこう? しゅじんこうってなに?」ガタガタガタガタ 先生「須賀君?」 京太郎「アイエエエ!? 主人公!? 主人公ナンデ!?」バッターン 監督「これはこれは……」フフフ 先生「先が楽しみだな」ハハハ 咏「……」フフ 京太郎「お、おれは……」ブクブクブクブク ドラマ主演が決定した! 咏ちゃんに興味をもたれました! 監督に屋上で焼いてかない? と誘われました 902 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 36 02.37 ID fUJoakLUo [4/12] 【龍門渕邸】 透華「今頃、結果が出ている頃かしら」ハァ ハギヨシ「ご心配ですか?」 透華「ええ。恐らく、かなりの倍率でしょうし」ウーン ハギヨシ「大丈夫ですよ、京太郎君なら」ニッコリ 透華「随分と自信がありますのね?」 ハギヨシ「それはもう」フフフ 透華「?」 Prrrrrrr 透華「来ましたわ!」ガチャッ ハギヨシ「……」 透華「ええ、そうですわ。ええ、そう……え?」 ハギヨシ「透華お嬢様?」 透華「そ、そうなんですの……分かりましたわ。ええ、それでは」ガチャンコ ハギヨシ「……お嬢様、結果は?」 l´ ,' \ヽ∨//_ ヘ l . ', l !| ̄  ̄/' ´ ',ト ',. ,' Ⅵ /' l!∨ ', / ,'_!|__.{( _≦千‐<へヽ. //レ//「 ',l -- ´ \ ‐‐ / ',iヽヘ`ト、 //ノヘ // -ヽ_‐ | , ====ミ !| `\ // i! ! '´ ̄ ̄` / ` jレi . ', \. /// |ヘ.', ' /!´ ! ∧ `', // { | ト ー-....‐ 丶l ,' } ノ i!. l ! ヽ \.ヘ ', ,' -'/ /ヘ. j! ヾ / \ ヽ人 ヽ ; -'-‐っ /「/ ∧. ∨ \ ∨!> . /, ィ≦ イ / ∧ ヘ / / ヽ ∨ _レ ´ ヽ _.,ィl }┤ | / ∨ \. / / !_ |/ \ ヽ'‐ヘ」つ、 ! { \ \ / --‐‐ フ ヽ /´__ l ├──-ヽ _ \. / / \ イ ト r‐‐ {/ / ヽ \ | `.i \ ト、. / ! イ⌒ヽ ∧ヽ __ 、イト 、 / \ ヽ l \ \ / /` 彡' ∨ ∧ク ̄ // .!', `ヾ /、 Y i ! |、 \ \. / /イ ∨ イ. /イ | ヘ `i } ノj/ i ,' ,┐、 ヽ ___./_/´ ∨ / ヾ//i !. !|ヽ\ /,' / i / ' | \ ∧ 、ヽ 透華「や、やりましたわぁぁぁ!!」ピョイィィィン ハギヨシ「それでは!」 透華「主演決定ですわ!」ワーイ ハギヨシ「それはそれは、めでたいですね」ホッコリ 透華「これで、衣も……」 【衣の部屋】 衣「……須賀、京太郎」 衣との遭遇フラグが解禁されました 911 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 43 51.81 ID fUJoakLUo [5/12] 【オーディション終了後 控え室】 京太郎「はい。それではまた」ケータイピッ ふぅ……取り敢えず、透華さんと事務所への連絡は終わったか 京太郎「竜華さん達は知らせを聞いて気絶しちまったし」 三人娘「」ブクブクブクブク 京太郎「全員が起きるまで、こりゃ帰れないなぁ」ハァ とりあえず全員が目を覚ましてもいいように飲み物でも買ってくるか 俺も泡吹いたせいで喉が渇いてるし 京太郎「それにしても……俺が主人公か」 ガチャッ 京太郎「レギュラーが貰えればラッキー、くらいの考えだったのになぁ」テクテク でもどうして、三尋木プロは俺に…… 京太郎「……分からん」 ?「何を辛気臭い顔してるのかねー」ペシッ 京太郎「あだっ!?」 誰だ!? 京太郎「あっ」 -‐- ''"´. . . . . . `ヽ /. . . . . . . . . . . , '. . . . . . . . . . . . . /. . . . '; . . . .‘, / . . \ .i . . . ,' . .;' __ .'; . | . . .i i. !. ! γ´\ .i .| . . .! |i| i / iヾ、_i\ i | . . .i. i !l ト、 / ,rf'斧 ‘, i l |i . .八 !| i iハ ヽ Vリ ! ! | !| . . \ ! i .! Vハ. ´ ,! ! i 从 . . ._`ニ== == 、 __人_! ∧く / ! ! ;' .〃 ヽ. . . ` ミヽ ). / \ V | i i\` ー';' / / . . . \' 、 / 丶 \ Vl l i __>'" / ./i ヽ } } /≧=x \ \= i,/(_i, ィ≦7 ; ' ノハ } ヽノ ノ /三≧=- ≧ ニ ,' /Vl/ / /イく)ぅ\__ _ ト、 i 〉三三二ニ==‐-i{ ! / / イ_)  ̄\ . .(_乂_)|`ヽi ) >‐――‐-=ニ二>'つ/i 〃乂_) . . . (_\ . . . ..i ∠) . . j) . . .. .\/ ,fクぅ// ;' . .. . . ..∧ .. . . | !ヽ .. . .. . . ..\ /ソ' / % _,.. .. . ..(_ハ. . !__. ‘,o) .. () . . (⌒). ....\{イ! .. x8''" . く)ノ) . . . . }. i|//∧ |ソ) . . . . .(⌒○⌒) . Y%"゚ .. . . .(フ〈) . . % i| }//! ! . . ノ). ...(__乂__) ... . .|ミメ⌒Y⌒) . . . . ... ./ /_,///i i .._ .... . {\ Oく . ... . . . _r‐ |////,'. V 〉 .... . . ヽ人_) .. . . }/ !//// //. !_) . . .(V) . & .. (ハ .. . . . |//!/// //! ! .. .. .. . . く)O(フ. ..\ .. . .. . .. .. )( }ニコ!/////| | . . . ... (人) . . 人 .ヾrt?.. )( .`i/ | /////! l く)ノ) .. . . .. . . . ⌒ . . . . Y⌒ .. . . . . .///!/////」 | (フ〈) . . ,ノ) .. . . . . .. .. . .. . . . . ... . . .l// | /// `! .. . . . .⌒′ .. .(乂) . .. . . ... . . . x≦\/!l/\ 京太郎「三尋木プロ!!」 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 00 52 04.80 ID fUJoakLUo [6/12] 京太郎「あの、俺三尋木プロに聞きたいことがあるんです!」 咏「んー? いきなり何を聞きたいのかねぃ?」ジトッ 京太郎「どうして俺を主人公に?」 咏「……」 京太郎「自分で言うのもアレですけど、俺って顔くらいしか取り柄無いし……とても主人公だなんて」ウツムキ 咏「わっかんねー」バッサリ 京太郎「え?」 咏「正直そのとおりで、顔くらいしかアイドルじゃねーっての」ペチペチ . . -――‐- . .. ´ ` .、 / \ / \ / i | . / | | | | . ′ | | | | | | . l | | . l从 ト、 . | | . | l | | . | \ 、_ _|__\ 」 | . | | l | .|_ _; イ  ̄ ̄__ _,)ハ . | . | | | i l i∧ l___ 斗斧i^狄 | . | | | | | ∧ 「苅 V以 } ノ . . .| i . . | | | | iハ |i以 ,,, j/ .| | . . | | | | |. l | ,, ' / | | 从 l八 八 八人 v ´} / 八| \__ \|\ \≧ .. .._ ー/ .イ | . Χ⌒ |\ \ -- / _ -‐<※| | \ \__ _ |/⌒>\/斤/...(※)......リ ト、 i\ 「 ̄` /※)..|| /※|...(※/ |../※).....+...// 八..\ . . .| )' /※)...... ||三三三三三三三|...+.../... { /......(※∨ | /※)..... (※||/..+......|※)l.| ∨※./...(※| /....+./.... Ν /※)..(※)..+ /リ.....(※ノ......从{\{...../...(※)....| /...../... (※|. /※)..+.... (※//......... /......./.. ※)...../....... +(※|'... /.... (※)...| /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. | {※).......+......(※∨.......i..... /.+.....(※/+........(※)../...{...+.......(※).|. ∨...(※)+......(※∨... |......{....(※).../....(※).....+...∨{.... (※/ +...| ∨ ...... (※)......+∨. l‐''┴――┴―――――''| .... /...(※|. |...(※)...+.. (※).∨| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i|..../.. (※).. |. |+........(※)..... +... ‘| i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i il../ ...... (※..| 京太郎「うぅっ……」 咏「でもさ、心掴まれちゃったんだからしょうがないんじゃね? 知らんけど」クスクス 京太郎「!!」 咏「……収録、楽しみにしておくねぃ」フリフリ 京太郎「三尋木プロ!」 咏「期待、しておくからさ」プイッ 京太郎「……はいっ!!」パァァァ スタスタスタ 咏「こんなの……らしくないっての」マッカッカ 京太郎「三尋木プロ……か」 俺もいつか、あんな風になれるのかな? 京太郎「……わっかんねー」ボソッ オーディション編 カンッ 921 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 06 58.31 ID fUJoakLUo [7/12] 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart3【新人!】 801 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 最近音沙汰が無いが……無事だろうか? 802 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 やっぱ厳しいのかしらねー 803 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いwwwwアイドルとかwwww売れる筈wwwwないのですよwwww 804 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 803 うるさい、そこ!! 805 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 大阪で修行してるみたいだよー すっごく頑張ってたよー 806 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.22 ID ATGsisteR 大阪やって!? 807 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.22 ID NekiYadEE ほんまか工藤!? 808 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 悔しい、悔しい!! 麻雀弱いって言うとったの誰や!! 809 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 少しだけ麻雀打ったけど、わりと強くてびっくりやったわ 810 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ kwsk 811 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ワカメ? ワカメクリムゾン? ヤッター!! 812 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 いやいや、ただのラッキーマンやって 813 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe らっきーでもすごいとおもいます 814 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG うちだけ会えなかったんやけど…… 815 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 大阪にいたのね……逃がさないわ 926 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 15 23.71 ID fUJoakLUo [8/12] 815訂正 姫様→霞さん 815 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 大阪にいたのね……逃がさないわ 816 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 少しは音沙汰が欲しいぞー ワハハ 817 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 彼の成長は凄まじいぞ 818 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんペロペロ 819 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 そろそろビッグニュースの時間かな? 820 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO くぁwせdrftgyhyふじこlp;@:「」 821 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 ふぇっ!? 822 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend もちつけ、どうしたの? 823 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもち!? 824 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU どうかしたんですか? 825 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 何があったんだじぇ? 826 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO が、ガンガンテレビをつけてみるっす!! 早くしろー!! 間に合わなくなっても知らんぞーっす!!! 827 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 何を騒いで…… アイエエエエ!? 828 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi ひゃあああああああ!? 京ちゃん!? 829 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ど、どどどどどどどどういうことだししししししし!!? コーチの皺増えろ 830 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 池田ァァァァァ!!!! 831 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 なん……だと? 931 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 25 53.21 ID fUJoakLUo [9/12] 832 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi え? え? 主演って、しかもあのソルキャの? 833 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE よっしゃあああああ!! キタでー!! キタでー!! 834 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR あかん、涙出てもうたわ…… 835 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ほぼイキかけました 836 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU いきなり主人公やってぇ!? 837 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ビリビリビリビリビリビリビリビリ 838 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 これマジ? 839 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE マジなわけねーだろハゲ 840 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 それがマジなのよねぇぇぇぇ!!! 841 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 巨大液晶モニターと立体音響設備を揃えないと 842 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 生きてて、生きててよかったじょ…… 843 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 そうか、やりおったな…… 844 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 当然ですわ!! 指導者が違いますわ! 指導者が!! 845 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur いや、そんな……褒めんでもええやん? ドゥゥヤァァァァ 846 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress それほどある 847 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 当然だよねっ☆ 848 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO やったぁ! 849 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 へぇ、あの子がドラマ主演とは……成長するもんだね 850 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 須賀君に決めて、本当によかったなぁ……ワハハ 938 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 38 52.75 ID fUJoakLUo [10/12] 851 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT いきなり主演とか生意気だし!! 仕方ないからこの私が貰ってやるんだし! 852 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 彼はやはり凄い人だ 853 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 好きな漫画だけになんだか不安だなぁ 854 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 実写化ってだけで地雷だしねー 855 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 カスミンのおもちぺろぺろ 856 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 視聴率100%不可避 857 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister またにわかが増える…… 私が守ってあげるなきゃ 858 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 須賀京太郎さん…… 859 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー楽しみだよー!! 待ちきれないよー!! 860 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 初めてのドラマが大きな役できっと緊張してるんだろうね だけど、折角のチャンスなんだから、これを次に活かして欲しいかな 顔立ちはいいから滑ることは無いと思うけど、問題は演技力 特に音楽題材だから歌唱力も重要になってくるかも 861 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 共演したい 862 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 どうしてゲスト出演は咏ちゃんなのかな? わた健夜プロでもいいと思うの 863 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO ↑ 年齢制限 864 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ アラサーだよぉぉぉぉぉぉお!! 小鍛治プロはピチピチギャルだよぉぉぉ!! 865 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 期待しておくといいんじゃね? 知ってるけど 866 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ ずっこけるに決まってます 867 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様を悪く言うな!!! 868 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo 人気が伸びてきたせいか、変なのが増えてきましたね 869 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃん頑張ってね…… 870 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 私達がついていますから カタカタカタカタ 竜華「ふふっ……うふふふっ」ドヤァァァァァ 煌「やれやれ、ですね」クスッ カンッ!! 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 02 02 07.22 ID fUJoakLUo [11/12] おまけ 【現在 京太郎からの好感度トップの方】 / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| / 大 天 使 の ど っ ち. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. / / / / /人 . . . {/ . / \ \{ -‐. / / / / / \ヽ/ . / }\ \'´ \ \ / / / / / } . . / . . . . . . . | / .\ \ \ \./ // / ,/{ . . . . ノ . . .| 八\ ./\ \ \ \ / / // 八 / . . . . .| / { |l | |\ \ \ \ 竜華Pを差し置いて、まさかののどっち そろそろヒロイン力下げイベントしなきゃね { ! ____ |ィ彡三ミヽ `ヽ ,.' ´ |彡'⌒ヾミヽ `ー {少′ / ,i l ト、 | ヾ、 Y ノ└ /// | l| | ハ| _ `ー―' イ ⌒ / | { | 从、| }|彡三ミミヽ { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|彡' ヾ、 _ノ.リ、_! l リィチfト '行| `ー ' l_,以 { ヒtリ ヒz| ,ィ彡三ニミヽ __ノ...「 l 「ト'" ' '|彡' ` ̄ } } ハ -=- | .___ノ ./ /,イ| |l>、 ,ィ| ,ィ彡' / /リ | ! !仏ィ_〕¨ . | 、/ミ三彡' /⌒/ / r廾 .|「{ |-、 __| | / ィ=- ' 〈 イ ∧V / . . |__´__(二つ/ ,ィ彡'. ..} } /`Y'| { . . . . .l /(二⊃―、 / /. /.j/ }`ー冫j\ . . | /. ト、二)彡' __,ノ ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \ そろそろヒロイン力下げイベントしなきゃね960 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 02 28 14.03 ID fUJoakLUo [12/12]【番外編】 ※ フィクションです / \==フl r-、_ / 、 \ | / ゙、 , -―-、 / / | 、 ゙、 、 ゙!、 ー -、 / `Y ´ / / / ; | | | | 、 ゙、 ! 、 \\ | /ケヾ、 | / / / | | | | | |ヾ| ですが笑えますねぇ、あの一見であなたは須賀君と決別 \ \\二 三ミ、ー--'´/八 / / / ィ ; |.| ハ |゙;;;| /| | | 一方私は今では須賀君の好感度チャンピオン;\ \ \;;; (_゙、_ , ノ/ 、._/;| | / / | /| ; ト| / |├,,| / | | |-―、゙、 \  ̄ ̄ `´//-‐-、 /) | | | .| /´|/,,|/ |/什 \|/;/\\___\;; `ー--/ /`´`^ー/ ,--、| | |´ /5) | ゛| ゙、 ゙、___.二..-‐ ´/ / / \ ( ⌒ \|V ` ー'" `! | |;;;;; -‐ ´ ; '´ ;/ ;∠__`ヾ、___ """" / / / / _, -‐;´, -‐ ´  ̄/ ` 、 ´/、 / / / 随分と差がつきましたぁ _, -‐;;´-ァ ´ __ ̄ ̄`゛ー--、_,.イ、`ー-、__`__ - 、__ .ノ .Y´ / ; ノ 悔しいですよねぇ_, -‐´ ̄//-‐ ´ ;; ̄二ニ-‐ ´ ゙、 ``ニァ--イイ ̄ | | ̄ ̄ / ; -‐ ´ / ト、 |`´ ̄イ 、_/ 、 |.. / / / ! ゙、___,,イ \_ |_,┤ / ; / | / \ |_ |/ // | / .. \、_ |レ' | , , / \ 〈!`l_ (`(ー、_,、__,t、ィ|/ / \ (`! |┼、. __,......----、___,」`ー-!_!_」__/ / \ 5//±_」゙、. __v'´ _, '彡三三彡イ__ .___|ι-、,-、r-、r-、r-、___,._゙、 (//≦、`ト、イ/ ///, --、___ `ト ニ!ニ!ニ!ニ!〉_〉=========、h‐n|〉/´,.\)´ |7 //´/ \  ̄`.| |彳Y ̄!二!ー!┬!-ト、)__|ニtケト'´!`i |‐-、__// / `ー―‐| ト'`´ ̄ ト| ||ζ | | |. 〉 ト-、ζ __ -‐< >へ / \ / \、 / / 、 ∨ ィ ヽヽ / / / \ / | ヽ ヽ l l l ` `´ ´ | ヽ ! i / ! i l \ 」 \ / \ / 〉 / / {`ヽ、__ 、_,、__-‐´〉 ト., ∨ヘ ;; へ 「 ̄ ̄ ヽ /  ̄ ̄レ`ヽ ノ ∧ / ノ ゝト{ ` L__! 1 レ く ぐぬぬぬぬぬっ // 、', / 、 // 、 \ 〈 / { `ゝ__ / 、 \ __ ィ´ }ヽ 〉 ヽ { \' ' ' '___ ' ' ' ' ノ ノ 〉;′ `ヽ イ ヘ >.(_二二ニつ < j ∧ / '′ ´ ´ `_>.─i ー--‐ i´- ノ__'_ ` ┌、、 .. ̄ .. .. .. .. .〈′ ト/ .. .. .. .. .. ̄>、 ∧ ヽ .. .. .. .. .. .. .. ..', ,-/ .. .. .. .. .. .. ../ .. ∧ / ヽ ..ヽ .. .. .. .. .. .. ..ト、__/ .. .. .. .. .. .. .〃 ./ ヽ ∧、 \ .\ .. .. .. .. ..ヽ / .. .. .. .. .. ../ / /∧ /. . . . . . . . . . . . . . . . .\. /. . . . . . . . . . . . ./ /}ハ . . . . 、 l. . . . . .l . /. . ./〃 }从 . . .、 |. . . . . .l/. /⌒ ⌒ } . .ト 〉 | . . . . . .V弋ナ‐ 弋ナ ' . | 慢心してると横から掠め取らるわよー? ! . . .| . . i . 、' ' ' ' 'i . . .| } . . .| . . i . . ヽ 、_/  ̄了 / , . .| . . .' , . . }、/> }/ }八 . . . .' 〈 | 二 、zぅ′ ,厶イ\ . ', . | ー}ーミ 、. /⌒\ };.ム| {厶 ト、 /-‐- 、 `ー-} \ ノ}、 ∨ | } | \f´\ ∨} \∨ ハ / \ / / / ̄ ̄\ ./ / ハ;ハ ィヽ ト; ヽ | ま そ .| l /\ /` `` '' \ ヽ| ぜ ろ .| | /、 ;;メ ,ヾく | ろ そ .| | l`-/ルト 、 , , ',,.ャ≠ミ; | よ ろ .| | | f 元==ミ、 イP } ム\__/ | | l {{ f } ..ヘ;;;;丿'"ム ハ;jヘ{ | | l l ヽ-'゙ ""/ ト j j l l ヘ"" ‘_, /ヽハj ※まざれません ノハj`ヘ / ` 、 ` ´ /lニzyヘ、ィト` - 、 / j` ー ' ___/  ̄ ̄\-‐\ヘ `一' l‐‐-、 '" / //\ \ ヽ / // ヘ カンッ 980 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 23 40 41.38 ID 5fef6YjXo [1/2] ※ この短編はフィクションです 現実にすこやんはアラサーですし、孕む予定など毛頭ありません それでかはハッキリと事実を伝えたかった <<すこやんご懐妊ED>> 私が須賀京太郎君と出会って、三年近くが経ちました ファーストコンタクトは本当に最悪な出会いで、今となっては思い出したくも無いくらい それから、サイン会に言って……サイン貰いそこねて 京太郎君がドラマに出演したと聞いた時は、監督に無理(物理)を言って私も出演させて貰ったりしたなぁ 私の方がテレビ慣れしてる筈なのに、ガチガチに緊張しちゃって……京太郎君に励まされてのをよく覚えてる それから、少しずつ京太郎君とプライベートで会うようになって いつも私が愚痴を聞いてもらうような形で……京太郎君は嫌な顔一つせずに慰めてくれていた そうして時が経って―― ついに、アラサーでは無くなる日を迎えようとしてた 健夜「それでね、本っ当に酷いんだよ!」ダンッ その日はよりにもよって、こーこちゃんとの収録があって私はとても落ち込んでいた 健夜「私がアラフィフだとか、明日で処女三十路だねーとかって!」プンプン いつもは飲まないお酒を飲んで、京太郎君に愚痴る 傍から見れば、トップアイドルに絡むおばさんにしか見えないような光景だった 健夜「どうせ、どうせ私なんて……」エグエグ 京太郎「ねぇ、小鍛治プロ」ポンポン 健夜「ほぇ?」 珍しく、私が話を遮るように京太郎君が微笑んでいた その顔はとっても優しさに溢れていて、それでいて…… 京太郎「俺には小鍛治プロの年齢をどうにかすることはできませんけど……」 とても―― 京太郎「処女、もらっちゃうことは出来るんですよ?」グイッ 健夜「あっ」 チュッ 京太郎「抱いても――いいですか?」 健夜「ふぁい」フラフラ カッコよかった 982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 23 58 01.64 ID 5fef6YjXo [2/2] 【現在 すこやんと京太郎の愛の巣】 健夜「それでねー、その夜は優しく……うへへ」フニャア 咏「……」 良子「……」 はやり「……」ギリギリギリギリギリギリ 理沙「……」ドキドキ 健夜「やっぱり若いからかな? 荒々しさの中に、未熟さを感じるっていうか、気持ちよかったというか?」ニヘラー 靖子「あー、一応おめでとうございます」 晴絵「え? そんなこと言うために呼ばれたの?」 恒子「あーつまんなー」 健夜「ちょっと、何その顔!!」プンプン 咏「そりゃ一時間もノロケ話聞かされてたら、そりゃムカつくってのー」ゲンナリ 良子「ノーウェイ、吐き気を催してきました」ウェェ 健夜「私とダーリンの愛の巣で吐くなんてヤメテ!!」 理沙「……愛!!」キラキラ 靖子「須賀君のグッズだらけですね」 晴絵「元々は小鍛治プロの私物でしょ」 健夜「実家暮らしだった時、すっごく溜め込んじゃってて……」テヘッ 恒子「あぁぁぁぁぁぁ」ブルブルブルブルブル 咏「なんか臨界点超えてるし」 晴絵「よっぽど小鍛治プロの結婚が受け入れられなかったんだろうね」 はやり「酷いよ、最初に目をつけたのははやりなのに……ずっと食べるの我慢してたのに……」ブツブツブツブツ 良子「しかし、よくトップアイドルの須賀君がそんな思いきったことしましたね」 靖子「確かに。もうちょっと誠実な男だと思っていたな」 晴絵「須賀君の結婚報道すごかったなぁ。朝から深夜まで一ヶ月それの話題で持ちきりだったし」 咏「腐ってもトップアイドルだからねー。今でも人気落ちてないんじゃね? しらんけど」イライラ 健夜「はいはーい、ここでクイズの時間です」 一同「……」 健夜「CDを出せばオリコンチャート一位、ドラマに出れば視聴率30%越え確定、写真集はミリオン達成。麻雀で私より強い男の子はだーれだ?」 咏「……」 良子「……」 はやり「……」 靖子「……」 理沙「……」 晴絵「……」 恒子「……」 健夜「はーい、私の旦那様でーす!!!」ドゥゥゥルルルルルヤァァァァァ!! 990 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/07(月) 00 12 02.78 ID eBcYkSjXo [1/2] 健夜「いやぁー、まいったなぁ。恐らく世界一幸せなお嫁さんになっちゃってゴメンねー」ニマニマ 咏「人間って……醜いねぃ」 はやり「中に誰もいませんよ……中に誰も」ブツブツブツ 良子「アンビリバボー、人間のすることじゃありませんね」 理沙「……外道!」プンプン 靖子「頭が痛くなってきた。カツ丼でも食べよう」ムシャムシャ 咏「ベッドの上で食えばいいんじゃね?」 靖子「そうするよ」ボロボロッ 健夜「いやぁぁぁやめてぇぇぇ私とダーリンの愛のベッドがぁぁぁ!!」 咏「カツ丼まみれのベッドで愛し合えばいいんじゃね? あと死んで」 恒子「もっとやったれぃ!! やったれぇぇぇ!!」 晴絵「どうせその体じゃご無沙汰でしょうに……」 健夜「く、口とか胸で処理してるもん……//」カァァァ 一同「(生々しいからやめて……)」ドンビキ 健夜「あ、あと……たまにお尻――」マッカッカ 恒子「やめろぉぉぉぉぉ!!!」 / .. ト、 . . . / // // ノ (_.,′. .. . /| /| /| | } ト、 | | i / / ) ‐┴‐ } ー┬ ( . | | / j/ j/ j/ V ∨イ i| / } ニ /| 口 | || . | |/ u | i| | 口 .! 」 || . | | ト .___,ノノ 廴___,.| i| | -lァ-、 {| . | | |《' 〃 Y ィ〃 Yヾ i| | /| _ノ || . | | | 乂_ノ 乂_ノ | i| } ┼┼ {| . | | | `'ー一'′ , ー一 | 八 〈 |_ || . | | | /ハハヽ ハハヽ{ ト、\ } _Z_ │| . | ∧ | /`¨¨¨´| u ノ │ ヽ ヽ | oノ || . | |ーi ト .U {. . . . . . . .ノ イ i| } } } r┬ 、 {| . | | ∧∨ `> . `¨¨¨´ . イ | リ | | } !ノ ノ {|_ 」 i |-‐ヘヽ `ァ‐ャ┬‐- 、 |イ. / | | | rv‐, {. . ..| | ! _乂 ,′ V》.. .. .ハノ. / j ;′ | |/l/ |. . ..乂 ト、| ` ´ ̄ }..》.. . . .V /'′ } o o (. . . . .《{. | |..》. .{. j .} \ ) (. . . . . 《{`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´|..》.. .Y..│ \\ \ \`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´. . . . . . 《{ 爻=====} {====|.》 . . } . | \ \\ \ \ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ | 落ち着いて > ヽ.________ ノ 靖子「食欲無くなってきた」 晴絵「(生まれてきた子供を直視できない気がする)」ウーン 咏「(子供が大きなったら教えてやるかねぃ)」ゲスガオ 理沙「……ア○ル!!」プンプン 良子「クワイエット、お口閉じてましょうねー」ペタペタ 994 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/07(月) 00 32 54.03 ID eBcYkSjXo [2/2] 健夜「もうお嫁にいけない……」シクシク 晴絵「えっ? ツッコミ待ち?」 はやり「ちょっとお腹を開いてもいいかなぁ?」ウフフフ 靖子「しかし、ファンの子からのバッシングもあったんじゃないですか?」 健夜「そりゃああったけど、ダーリンの説得でみんな納得してくれたよ?」 良子「宮永姉妹、大星プロあたりが試合後に須賀プロを誘っているのを見かけますけど」 健夜「……」ゴゴゴゴゴゴゴッ 理沙「……修羅場!!」プンプン 晴絵「お腹の子によくないですよ?」 健夜「……産まれたらすぐに試合したいな」ニッコリ 恒子「これが母親ってやつなんでしょうかねー」 咏「しぶとさとたくましさは筋金入りだからねぃ」 晴絵「でもまぁ……」 ____ ,. .. . ´ . . . . . . . . . .. `丶 / . . . . . . . .. . . .. . .. . . . . . . \ / . ./ . . . . .ィ . . . . . .ヽ . . . . . . . . .ヽ / ./ ./ . ./| . | l | . | .l. i. . . . . . . . . . . . i . {ハ{从{. ヽ{八|\{人| . . . . . | . . . . .i | . |-─  ̄` ー-| . . . . . | . . . . .| 早く生まれて来てね…… | . l -‐  ̄` | . . . . . | . . . . .| | . | f芋ミ 笊芋ミメ、 . . . .| } . . . | |. . . ∨ソ 弋 ソ | . . . . lノ . . | | . .ハxx xxx | . . . . | . . . . .| | . . 人 _ _, ! . . . | . . . . .| | . . . . . .ゝ . イ . . . . リ . .i . .l | .i. | . | . . . . >ーr } . . /i . | . .| | .i. | . ト、 . | . .| . . } 厶ィ´、l . 八 | {ハ八 { __ ノ 、 , `─‐-ュ.` ,ィ { __ -── .ハ _. . ≦ ゝ- < i | γ ′ | | ′ { j ! { / .ヘ ノ .l v / > イ! / v == -っ ヘ j v. /ニニニ_'' ` <__ \ / .v ィ ⊂ニニ-  ̄ ─- _ 」 / V / _ ィ =-┘───‐‐. __ ! V ゝ7 | ヘ! ヘ / ′ | ', ー──‐-- __ / ! j '; .ハ| l ;' ヘ .∧. | ! ヾ ハ .ハ ! | '; ハ l ! ', , ハ 一同「(こんなに幸せそうなら……それはそれで)」 健夜「うっ!?」ズキィィィン 咏「ん?」 晴絵「どうし――」 健夜「産まれそう……」プルプル 一同「」 あれから色々あったけど―― まだまだ私の人生は波乱が待っていそうです すこやん大逆転編 カンッ!!
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ifストーリー 永水編1 初美「私は無実です!!」←縄でぐるぐるまき 京太郎「はいはい、姫様を唆して俺のおかずをとろうなんて甘いんですよ」 初美「だいたい京太郎は私みたいな幼児体型を簀巻きにして罪悪感はないんですか?」 京太郎「ない。寧ろ、そそる」 初美「なっ!」 京太郎「初美さんは肌綺麗ですし、悪戯さえなければどこに出しても恥ずかしくない美少女ですから」 初美「う?京太郎は卑怯なのです」 霞「朝からいちゃつかないでもらえるかしら?」 京太郎「あっ、霞さんおはようございます」 霞「おはよう、京太郎君」 京太郎「今日はどうかしたんですか?」 霞「姫様が京太郎君に悪い事をしてしまったって涙目で来たから急いで来たのよ?」 京太郎「ああ、だから髪が乱れてるんですね。駄目ですよ、ただでさえ魅力的なのに髪が乱れてるから妖艶さがましてそこらへんの男なら一発で落ちますよ?」 霞「あら京太郎君はそうならないのかしら?」 京太郎「俺は霞さんの本当の姿を知ってますからたかだか片鱗で色目なんて使いませんよ」 霞「まあ…逃げられたわね」ふふふ 初美「…おーい、私を忘れてるのですよ!」
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h33-01 京咲 h33-02 京咲 h33-03 京咲 h33-04 京咲 h33-05 京豊 h33-06 京咲 h33-07 京玄 h33-08 京咲和 h33-09 京ミカ h33-10 京胡 h33-11 京綾 h33-12 京照 誕生日小ネタ h33-13 京・清澄 h33-14 京哩灼春 h33-15 京・清澄 誕生日プレゼント小ネタ h33-16 京太郎・松実家 小ネタ h33-17 京咲 h33-18 京咲玄桃 誕生日小ネタ h33-19 京玄 病み h33-20 京健 結婚トラップ小ネタ h33-21 京太郎・秋一郎 h33-22 京裕 h33-23 京哩 h33-24 京・愛宕姉妹 邂逅小ネタ h33-25 京・永水 h33-26 京・清澄 h33-27 京・阿知賀 ヤンデレ h33-28 京太郎・洋榎・穏乃・竜華・成香・智葉・姫子・はやり・恒子・咲・照 h33-29 京雅 h33-30 京咲 京・清澄 童話 h33-31 京玄 松実旅館経営ビジョン h33-32 京・清澄 小手返し(物理) h33-33 京・阿知賀 h33-34 京洋 ホモ小ネタ h33-35 京・清澄 カピ太郎 h33-36 玄 NTR三段変化小ネタ h33-37 京・清澄 京太郎裁判 h33-38 京尭 h33-39 京宥 間男かぴ小ネタ h33-40 京竜怜 h33-41 京恭 末原精神崩壊小ネタ h33-42 京・清澄 雪合戦小ネタ h33-43 京久 下剋上調教小ネタ h33-44 京佳織 h33-45 京・清澄 名探偵まこ h33-46 京エイ h33-47 京初 h33-48 京照 h33-49 京蒔 誤解小ネタ h33-50 京春 h33-51 京照 街頭インタビュー h33-52 京明 h33-53 京明
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京太郎「はい、尭深さんこっちが抹茶ケーキと大福…あと美味しそうだったんで羊羹とか持ってきましたよ」 尭深「…ありがとう」ズズズ… 京太郎「あ、新しい玉露も準備してますんで」 尭深「うん…」 京太郎「……」ニコニコ 尭深「食べないの?」 京太郎「え、ああ、俺は尭深さんが食べてる所が見れたらいいかなって」 尭深「…はい」 京太郎「えっ?」 尭深「あーん…」 京太郎「…あーん」カァァ… 尭深「美味しい…?」ニコニコ 京太郎「美味しいです…お返しです、あーん」 尭深「…あーん」 パク… 京太郎「美味しいですか?」 尭深「うん…京太郎の味がする…」 京太郎「なっ!」カァァ 尭深「冗談…」 京太郎「尭深さん!」 尭深「……照れてる」 京太郎「うぅ…」 尭深「……♪」 尭深「私はちょろくないよ…」 カン!
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京太郎「恋人の振り、ですか?」 健夜「うん、恥ずかしい話だけどこんな事頼めるの京太郎くんしかいなくて。お願いできる?」 京太郎「俺は全然構わないですけどどうしてまた?」 健夜「こーこちゃんがお母さんに、冗談で私に彼氏がいるって言ったら信じちゃって……」 京太郎「はは、本当に仲いいんですね(棒)」 健夜「棒読みが隠せてないよ京太郎くん……」 健夜「と、とにかく日時は追って連絡するからよろしくね!」 京太郎「は、はい」 ――――当日 京太郎「待たせるわけにも行かないし指定された時間の30分前に来たけど……」 健夜「///」 京太郎「なんであの人もういるんだろう……」 京太郎(とにかく声をかけるか) 京太郎「どうも小鍛治さん、随分と早いご到着ですね。待たせない様に早く来たのに」 健夜「は、はひっ!?い、いや私も今来たところだからっ!」アセアセ 京太郎(アタフタしてる小鍛治さん、可愛いな……) 京太郎「小鍛治さん、今日の服似合ってますね。可愛いですよ」 健夜「か、くぁわっ?あわわわ」 健夜「ーっ!ごほん!京太郎くん、今日は苗字じゃなくて名前のほうでお願い!」 京太郎「へ?わかりました。健夜さん。とりあえず映画でも見に行きましょう」ギュッ 健夜(手、手をぎゅってうわ、わわわわわ)ボンッ 京太郎「?健夜さんどうかしましたか?」 健夜「なんでも、なんでもないよ!さあ、行こうか京太郎くん!」 ――――映画館、映画鑑賞後 京太郎「いい映画でしたね、健夜さん。俺は結構好きでしたよ」 健夜(隣の京太郎くんが気になって頭に入って来なかった……) 京太郎「お腹すきませんか?近くに喫茶店があるみたいなんで行きましょうか」 健夜「うん。あの……」 京太郎「なんです?」 健夜「また手を握って欲しいかなって……///」 京太郎「ええ、お安いご用です」ギュッ 京太郎「じゃあ行きましょうか健夜さん」 健夜「うん、そうだね!」 ――― ―― ― ピッ 恒子「とまーこの前の疑似デートはこんな感じでした!このあとカップルドリンク飲んだりもしてたんだけど不覚にもバッテリーが切れちゃってね!」 咏「こりゃまた初々しいねぇ。見てるこっちが恥ずかしくなってくるよ」ケラケラ 健夜「ちょっとまってこーこちゃん!なんで撮ってあるの!?」 恒子「そりゃーこんな面白そうなことほっとくわけがないでしょ!ちゃんとすこやんのお母さんにも見せたから心配しないで」 健夜「それでか!それで昨日は赤飯なんか炊いてたのかお母さん!」 健夜「こーこちゃーん?」 恒子「すこやんのためを思ってこそだったんだよ……」 健夜「問答無用ー!」 恒子「ぎゃーっ!」 バタバタ 京太郎「これ大丈夫なのかな……色々と」 ――fin
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―――― 京太郎「え、ラジオのアシスタントですか?」 良子「そう。この間から新しくスタートした番組なんだけど、ちょっと人手不足だからね」 良子「機材とかを見ろっていうんじゃなくて、手紙を読んでくれればいいから」 京太郎「なるほど、わかりました」 ――――ラジオ局 良子「ハロー、戒能良子の『のーうぇいらじお』の時間がやってまいりました」 良子「メインパーソナリティは私、戒能良子でお送りいたします」 京太郎「今回からアシスタントの、須賀京太郎です。よろしくお願いします」 良子「私の付き人なんだけど、アシスタントに急遽抜擢となりました。それにしてラジオが初めてとは思えない落ち着きっぷりだね京太郎」 京太郎「なんででしょうねー。不思議なもんですよ」 良子「それじゃあ早速お便りのコーナー行ってみよう。頼むぞ京太郎」 京太郎「はい!」 京太郎「えー、RN:京太郎は私の嫁さんから。……まさか俺のことじゃないですよね?」 京太郎「ごほん」 『彼がいないと怖くて夜も眠れないでも彼に負担かけたくないし トラウマもなかなか治らないしどうすればいい?良子』 京太郎「とのことです。なにやら大変そうですね」 良子「というか名前呼び捨てって……随分フレンドリーだね」 良子「質問への答えに移ろう。トラウマや『彼』について具体的なことはわからないけど」 良子「まずは心を落ち着かせるべきじゃないだろうか」 良子「その上でもう一度考えてみればいいんじゃないかな」 京太郎「とのことです。あんまり思いつめないでくださいね」 京太郎「それでは次のお便り。RN:おもち大好きさんからの――」 ―――― ―― ― 京太郎「お疲れ様でしたー」 良子「お疲れ様。京太郎」 良子「でもほんとにコレが初めて?だいぶ慣れてるようにも思えたけど」 京太郎「いやいや、初めてですよ。心臓もバックバクで」 良子「そう、それにしても一通目のハガキを読んだ時の顔はなかなか面白かった」 京太郎「自分と同じ名前が書いてあったらああいう反応にもなりますって」 良子「それもそうね」